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この記事では、2024年春アニメランキングトップ10の感想と評価についてお伝え致します。
まだ、見ていないアニメがあれば、ぜひチェックしてくださいね!!
※この記事には、ネタバレを含んでいますので、ご注意下さい。
第1位:響け!ユーフォニアム3

響け!ユーフォニアム3
(画像引用元:dアニメストア)
2024年春アニメランキング第1位は、響け!ユーフォニアム3です。
響け!ユーフォニアム3の概要
響け!ユーフォニアム3の概要についてお伝え致します。
アニメ『響け!ユーフォニアム3』は、武田綾乃氏による小説『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章』を原作とし、京都アニメーションが手掛けた吹奏楽青春ドラマです。2024年4月7日から6月30日まで、全13話が放送されました。
物語の主人公は、高校3年生にして吹奏楽部の部長を務める黄前久美子。全国大会を目指す中で、部員たちの人間関係や将来についての葛藤に直面しながらも、音楽と真摯に向き合っていきます。また、新入部員の黒江真由の登場など、北宇治高校吹奏楽部にとって集大成ともいえるドラマが展開されました。
吹奏楽部の日常や青春の機微をリアルかつ繊細に描き、音楽の輝きと成長の瞬間を丁寧に掬い上げた作品として、多くの視聴者から高い評価を受けています。
響け!ユーフォニアム3の感想
響け!ユーフォニアム3の感想についてお伝え致します。
好意的な感想
◆シリーズの総まとめとして完成度が高く、多くの視聴者から高い評価を得ています。とりわけ、黄前久美子が中心人物として物語を引っ張る構成が明確で、視聴者にも伝わりやすいと評判です。
◆アニメーション制作を手掛けた京都アニメーションならではの精密な作画や美麗な背景描写、演出面のクオリティは高く評価できます。
◆吹奏楽という題材を通じて、競争や成長、揺れる心情といった青春ならではのドラマがしっかりと描かれており、共感が得られます。
◆主人公・久美子の精神的な成長や、リーダーシップが確立されていく姿が丁寧に掘り下げられており、好意的に受け止められます。
◆最終回における感動的な描写は「シリーズの締めくくりとしてふさわしい」と評され、余韻を残す美しい結末に心を動かされます。
改善を望む感想
◆原作読者の中には、原作小説とは異なる展開や構成に違和感を覚えるかもしれません。
◆吹奏楽を題材とした作品でありながら、演奏シーンが思いのほか少なく感じられるかもしれません。
◆部員同士の対立や緊張感が続いたことで、見ていて息苦しさを覚えたるかもしれません。
◆物語の焦点がやや散漫で、音楽よりも人間ドラマが前面に出ていたという不満を持たれるかもしれません。
◆エピローグが簡潔にまとめられていたため、キャラクターたちのその後が描かれていないのが残念に思えるかもしれません。
響け!ユーフォニアム3の評価
響け!ユーフォニアム3について以下の5つの観点から各10点満点で評価致しました。
ストーリー:9点
キャラクター:10点
作画・演出:9点
音楽・音響効果:10点
メッセージ性:10点
総合評価:
48点/50点

第2位:ガールズバンドクライ

ガールズバンドクライ
(画像引用元:dアニメストア)
2024年春アニメランキング第2位は、ガールズバンドクライです。
ガールズバンドクライの概要
ガールズバンドクライの概要についてお伝え致します。
アニメ『ガールズバンドクライ』は、東映アニメーション・agehasprings・ユニバーサルミュージックの3社が共同制作したオリジナルアニメで、音楽とクリエイティブが融合したプロジェクトとして生まれました。2024年4月6日から6月29日まで、全13話が放送されています。
物語の主人公は、高校を中退し、単身で東京にやって来た少女・井芹仁菜。駅前で歌う河原木桃香と出会ったことをきっかけに、安和すばる、海老塚智、ルパらと共にガールズバンド「トゲナシトゲアリ」を結成します。各メンバーが過去や家庭に抱える痛みと向き合いながら、音楽を通して自分の居場所を見つけ、仲間と共に葛藤や成長を重ねていく姿が描かれています。
反骨精神と青春のエネルギーをロックサウンドに乗せて発信する、注目のガールズバンドアニメです。
ガールズバンドクライの感想
ガールズバンドクライの感想についてお伝え致します。
好意的な感想
◆ライブシーンで使用された3D作画の完成度が高く、観客からは「まるで本当に演奏しているようだ」と感じるほどの臨場感があると高く評価できます。
◆楽曲そのものの質の高さも評価されており、歌や演奏を軸に据えた物語が「胸に響いた」「熱量を感じた」といった感想につながっています。
◆物語は、主人公の井芹仁菜を中心に“夢を追いかける少女たち”を描く構成で、その姿勢が「ロック×反抗」というテーマと共振し、現代の空気感ともリンクして共感を呼んでいます。
◆バンド結成から成長に至るまでのプロセスがしっかりと描写されており、王道の流れを丁寧に押さえた作品に仕上がってます。
◆CGアニメ=不自然・違和感という従来のイメージを払拭する試みが成功しており、新たな表現に挑戦した点も高く評価できます。
改善を望む感想
◆全編でCG作画が用いられている点に違和感を覚えるかもしれません。
◆会話シーンや日常パートの演技においては、「セリフ回しが誇張されすぎている」「現実味に欠ける」などと感じるかもしれません。
◆物語の結末に関しては「何が解決されたのか分かりづらい」「成功や達成が明確に描かれていない」など、テーマの収束に物足りなさを感じるかもしれません。
◆バンド活動を軸とした作品でありながら「デビューまでの流れが大雑把」「売れる過程に説得力が欠ける」といった疑問を持たれるかもしれません。
◆3Dモデリングやキャラクターの動作演出においては、「もっと自然な動きが欲しかった」「CG表現に意識が向いてしまい没入感が損なわれた」という意見もあるようです。
ガールズバンドクライの評価
ガールズバンドクライについて以下の5つの観点から各10点満点で評価致しました。
ストーリー:8点
キャラクター:9点
作画・演出:10点
音楽・音響効果:9点
メッセージ性:9点
総合評価:
45点/50点

第3位:鬼滅の刃 柱稽古編

鬼滅の刃 柱稽古編
(画像引用元:dアニメストア)
2024年春アニメランキング第3位は、鬼滅の刃 柱稽古編です。
鬼滅の刃 柱稽古編の概要
鬼滅の刃 柱稽古編の概要についてお伝え致します。
アニメ『鬼滅の刃 柱稽古編』は、吾峠呼世晴氏の人気漫画『鬼滅の刃』を原作とし、ufotableがアニメーション制作を手がけたシリーズ最新作です。2024年5月12日から6月30日まで全8話で放送されました。
本作は、鬼との最終決戦を前に鬼殺隊の精鋭「柱」たちが若手隊士たちに訓練を施す「柱稽古」を中心に描かれています。主人公・竈門炭治郎もこの稽古に参加し、各柱との交流を通じてさらなる成長を遂げます。厳しい鍛錬の中で明かされる柱たちの過去や覚悟、そして隊士たちが一丸となって力を高めていく姿が描かれています。
また、第1話は1時間スペシャルとして放送され、柱たちの内面や次なる戦いへの布石が丁寧に描かれ、視聴者を引き込む構成となっています。
鬼滅の刃 柱稽古編の感想
鬼滅の刃 柱稽古編の感想についてお伝え致します。
好意的な感想
◆映像面では圧倒的な美しさと高い作画クオリティが保たれており、「映画館で観るに値するクラス」と称賛されています。
◆物語面では、主要キャラクターである“柱”たち一人ひとりにスポットが当てられ、原作では描写が少なかったエピソードが丁寧に補完されている点に好感が持てます。
◆最終話では、柱たちが一堂に会する圧巻の展開を迎え、「無限城編への期待が一層高まった」と感じた視聴者も多いようです。
◆アニメ独自の演出や追加カットの挿入が作品全体になじんでおり、原作を知るファンからも「違和感なく受け入れられた」との評価があります。
◆劇伴や音響面についても高評価が寄せられており、音楽と演出、声優の熱演が相まって身体で観る作品であると感じました。
改善を望む感想
◆物語全体が「修行編」「準備パート」という位置付けであるため、展開に物足りなさを感じるかもしれません。
◆アニメ独自の演出や追加カットが多く盛り込まれている一方で、原作との整合性が弱く、アニオリがテンポを乱しているといった感想を持たれるかもしれません。
◆一部のモブ隊士や背景キャラクターの描写について「原作のイメージと異なる」「描き込みが浅く、印象に残らない」という不満の声もあるようです。
◆終盤に向けては盛り上がりを見せるものの、「一連のエピソード内で完結していない」「テーマの収束や結末に不十分さを感じた」という意見もあるようです。
◆回想や挿入カットといった一部の演出が「冗長に感じる」「テンポを損ねている」と捉えられ、構成面での間延びを感じるかもしれません。
鬼滅の刃 柱稽古編の評価
鬼滅の刃 柱稽古編について以下の5つの観点から各10点満点で評価致しました。
ストーリー:8点
キャラクター:9点
作画・演出:10点
音楽・音響効果:9点
メッセージ性:8点
総合評価:
44点/50点

第4位:夜のクラゲは泳げない

夜のクラゲは泳げない
(画像引用元:dアニメストア)
2024年春アニメランキング第4位は、夜のクラゲは泳げないです。
夜のクラゲは泳げないの概要
夜のクラゲは泳げないの概要についてお伝え致します。
アニメ『夜のクラゲは泳げない』は、完全オリジナルアニメ作品として制作され、2024年4月6日から6月22日まで全12話が放送されました。
舞台となるのは東京・渋谷。主人公の光月まひるは、かつて“海月ヨル”という名でイラストレーターとして活動していたものの、自分の「好き」を見失い、創作をやめてしまっていました。そんなある夜、彼女はハロウィン目前の渋谷で、不思議な少女・山ノ内花音と出会います。花音が語る「クラゲの絵が好き」というひと言が、まひるの心を再び揺さぶります。
その後、花音に加え、元アイドルの橘ののか、自称最強VTuber・竜ヶ崎ノクス、謎の作曲家・木村ちゃんと出会い、4人は匿名アーティスト集団「JELEE」を結成。自分たちだけの“好き”を信じ、創作活動を通じて輝きを取り戻していく青春群像劇です。
夜のクラゲは泳げないの感想
夜のクラゲは泳げないの感想についてお伝え致します。
好意的な感想
◆作画や演出面でのクオリティの高さが際立ち、特に街並みの描写が美しく、映像の雰囲気が洗練されている点は高く評価できます。
◆「何者かになりたい」という願望や「クリエイターとしての自己表現」といった現代ならではの葛藤を丁寧に描かれています。
◆キャラクター同士の友情や、心の葛藤を抱えながらも一歩ずつ成長していく姿が印象に残ります。
◆渋谷を舞台にした青春群像劇という設定が新鮮であり、SNSや配信文化、イラストレーターなど複数のクリエイティブ要素が交錯する点は魅力的です。
◆終盤から最終話にかけての展開に満足感を抱いた視聴者も多く、「しっかりとした締め方だった」「最後まで楽しめた」といった感想が多数を占めています。
改善を望む感想
◆物語の後半から終盤にかけて展開がやや急ぎ足となり、話の消化が雑に感じられると感じるかもしれません。
◆シナリオや構成面について、設定自体は独創的だが、物語の軸が弱いと感じるかもしれません。
◆イラストレーターやVTuber、SNS文化、引きこもりといった多様な要素が盛り込まれているものの、詰め込みすぎて1クールでは消化しきれていないという感想もあるようです。
◆業界や音楽、クリエイター文化を題材としていながら、掘り下げが浅い、クリエイター視点からのリアリティや批評性が物足りないと感じるかもしれません。
夜のクラゲは泳げないの評価
夜のクラゲは泳げないについて以下の5つの観点から各10点満点で評価致しました。
ストーリー:8点
キャラクター:9点
作画・演出:8点
音楽・音響効果:9点
メッセージ性:8点
総合評価:
43点/50点

第5位:無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール

無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール
(画像引用元:dアニメストア)
2024年春アニメランキング第5位は、無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クールです。
無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クールの概要
無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クールの概要についてお伝え致します。
アニメ『無職転生II ~異世界行ったら本気だす~』第2クールは、理不尽な孫の手氏による同名ライトノベルを原作とした作品です。第2クールは2024年4月8日から7月1日まで、全12話が放送されました。
物語は、前世で引きこもりだった34歳の男が剣と魔法の世界に転生し、「ルーデウス・グレイラット」として再び人生をやり直す姿を描いています。第2クールでは、幼なじみのシルフィエットとの感動的な再会、魔術大学でのさらなる成長や仲間たちとの交流、妹ノルンとアイシャとの関係性の深化、そして危険な迷宮探索など、ルーデウスが「本気で生きる」という決意を実践する数々の試練が描かれます。彼の人間的成長と物語の深まりが大きな見どころです。
無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クールの感想
無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クールの感想についてお伝え致します。
好意的な感想
◆主人公ルーデウスの成長が明確に描かれており、「幼少期から青年期、そして父親となるまでの心身の変化がリアリティを持って表現されていた」点は高く評価できます。
◆第17話や第22話といった特定のエピソードに対しては、その完成度の高さから心に響いた展開と感じられます。
◆シリーズ全体としても、「原作の人気や知名度を裏切らない安定感があった」「安心して楽しめるクオリティが保たれていた」といった感想が多数あります。
◆これまでの旅路から学園生活へと舞台が移ったことに関して、「物語が新たな局面に入った」「新鮮な気持ちで視聴できた」という好意的に受け止める視聴者も多いようです。
改善を望む感想
◆物語全体に大きな山場が少なく、「途中で勢いを失った」「ドラマ性に欠ける」という意見もあるようです。
◆作画や演出に関しても、「クオリティが一定していない」「監督交代によって雰囲気が変わった」「作画が以前より劣化したように感じる」といった批判的な感想もあるようです。
◆シナリオや構成については、「設定は魅力的なのに物語そのものの強度が弱い」「キャラクター同士の関係性が浅く感じられる」「背景や過程の説明が十分でなく理解しにくい」という意見もあるようです。
◆学園を舞台にした展開に移行したことで、従来の路線を好んでいた視聴者の中には違和感を感じるかもしれません。
無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クールの評価
無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クールについて以下の5つの観点から各10点満点で評価致しました。
ストーリー:9点
キャラクター:9点
作画・演出:8点
音楽・音響効果:8点
メッセージ性:8点
総合評価:
42点/50点

第6位:忘却バッテリー

忘却バッテリー
(画像引用元:dアニメストア)
2024年春アニメランキング第6位1つめは、忘却バッテリーです。
忘却バッテリーの概要
忘却バッテリーの概要についてお伝え致します。
アニメ『忘却バッテリー』は、「少年ジャンプ+」で連載中のみかわ絵子氏による同名漫画を原作としたアニメ作品です。アニメは2024年4月10日から7月3日まで、全12話が放送されました。
物語の中心となるのは、中学野球界で「怪物バッテリー」と称された剛腕投手・清峰葉流火と名捕手・要圭のコンビ。全国の強豪校からスカウトが殺到していたはずの二人は、なぜか野球部の存在しない東京都立小手指高校に進学します。
さらに、圭は記憶喪失により野球の知識を失っていました。そんな中、かつて彼らに敗れて野球から離れた天才たちも同校に集まり始め、再び野球への情熱が動き出します。再起と再会をテーマに描かれる、熱い青春高校野球ドラマです。
忘却バッテリーの感想
忘却バッテリーの感想についてお伝え致します。
好意的な感想
◆記憶を失った天才バッテリーが無名校で再起を目指すという独特の設定が、斬新で興味を引かれ、高く評価できます。
◆ギャグとシリアスがバランス良く織り交ぜられており、笑いながらも感動できる点は高く評価できます。
◆キャラクター造形も丁寧で、特に主人公コンビであるバッテリー2人の関係性やその変化が「見応えがあった」「魅力的に描かれていた」と好評です。
◆本作は野球アニメでありながら、挫折からの再起や仲間との絆といった“青春ドラマ”としての側面でも支持されています。
◆「野球初心者でも楽しめた」「ルールが分からなくても引き込まれた」といった意見もあり、スポーツ経験の有無に関わらず広く受け入れられています。
改善を望む感想
◆物語の前提に対して、設定そのものは興味深いが、どこかご都合主義的で現実味に欠けるという感想もあるようです。
◆ギャグパートが強調されているため、シリアスなスポーツドラマを期待している方には、物足りなさを感じるかもしれません。
◆物語が進行するにつれ、ストーリーの焦点が曖昧だと感じるかもしれません。
◆従来のスポーツ作品の熱量や王道展開を期待していた方は、物足りなさを感じるかもしれません。
忘却バッテリーの評価
忘却バッテリーについて以下の5つの観点から各10点満点で評価致しました。
ストーリー:8点
キャラクター:9点
作画・演出:8点
音楽・音響効果:7点
メッセージ性:8点
総合評価:
40点/50点

第6位:怪獣6号 第1期

怪獣8号 第1期
(画像引用元:dアニメストア)
2024年春アニメランキング第6位2つめは、怪獣8号 第1期です。
怪獣8号 第1期の概要
怪獣8号 第1期の概要についてお伝え致します。
アニメ『怪獣8号』第1期は、松本直也氏による「少年ジャンプ+」連載の同名漫画を原作としたアニメ作品です。第1期は、2024年4月13日から6月29日まで、全12話が放送されました。
物語の舞台は、怪獣が日常的に出現する日本。主人公・日比野カフカは、かつて「日本防衛隊」への入隊を目指していたものの夢に破れ、現在は怪獣死骸の清掃業に従事しています。
幼なじみで防衛隊隊長の亜白ミナとの「怪獣全滅」の約束を胸に秘めたままの日々を送っていたカフカでしたが、後輩の市川レノとの出会いをきっかけに再び夢へ挑戦。しかし、謎の小型怪獣に寄生され“怪獣8号”へと変貌し、防衛隊に追われる立場となりながらも、人々を守るために戦う道を選びます。
夢に破れた男が怪獣の力を得て再起する、迫力のバトルと熱い人間ドラマが交錯する作品です。
怪獣8号 第1期の感想
怪獣8号 第1期の感想についてお伝え致します。
好意的な感想
◆作画や演出面の完成度が非常に高く、特に怪獣襲来シーンにおける光や反射、色彩の演出が圧巻です。
◆主人公の日比野カフカという“年齢を重ねたヒーロー”という設定が新鮮であり、王道ながらも親しみやすく魅力的なキャラクターであると評価されています。
◆アクション要素と人間ドラマとのバランスが絶妙である点は高く評価できます。
◆原作ファンからも「漫画の良さをしっかり活かしたアニメ化だった」「安心して楽しめるクオリティが保たれていた」という肯定的な意見が見られました。
◆怪獣が日常的に存在する世界観が斬新で、物語に引き込まれます。
改善を望む感想
◆物語の展開に関しては、「王道的な流れが目立ち、既視感がある」「設定は興味深いが、ストーリーの進行が予想通りで新鮮味に欠ける」という意見もあるようです。
◆キャラクターの内面や背景に関する掘り下げが不十分との声もあり、「一部キャラの動機や関係性が浅く感じられる」「もう少し人物描写に厚みがほしかった」という意見もあるようです。
◆設定や世界観の魅力は評価されつつも、「怪獣ものとして特に目新しい仕掛けがない」「ジャンルの枠組みの中に収まってしまっている」という意見もあるようです。
◆後半に進むにつれて「エピソードごとの焦点が曖昧になっていった」「物語の締めくくりが弱く、盛り上がりに欠けた」という感想もあるようです。
怪獣8号 第1期の評価
怪獣8号 第1期について以下の5つの観点から各10点満点で評価致しました。
ストーリー:8点
キャラクター:8点
作画・演出:9点
音楽・音響効果:8点
メッセージ性:7点
総合評価:
40点/50点

第6位:転生したらスライムだった件 第3期

転生したらスライムだった件 第3期
(画像引用元:dアニメストア)
2024年春アニメランキング第6位3つめは、転生したらスライムだった件 第3期です。
転生したらスライムだった件 第3期の概要
転生したらスライムだった件 第3期の概要についてお伝え致します。
アニメ『転生したらスライムだった件』第3期は、伏瀬氏のライトノベルを原作とし、川上泰樹氏による漫画版を基に制作されたアニメ作品です。第3期は2024年4月5日から9月27日まで全26話で放送されました。
物語は、平凡なサラリーマンだった主人公がスライムとして異世界に転生し、リムル・テンペストとして覚醒するところから始まります。多種族が共存する国「テンペスト」を築いたリムルは、国家間の対立や強敵との戦いを経て成長を遂げていきます。第3期では、東方の商人の陰謀や帝国、魔王たちとの新たな緊張が高まり、テンペストの存亡を懸けた深刻な局面が繰り広げられます。
スライムとしての軽やかな設定から、国家運営や戦略、外交といった奥深いテーマへと発展し、仲間たちとの絆やリムルの信念が試される重厚な展開が見どころです。
転生したらスライムだった件 第3期の感想
転生したらスライムだった件 第3期の感想についてお伝え致します。
好意的な感想
◆第3期もテンポよく進み、あっという間に観終わってしまうほど楽しい作品となっています。
◆新たな敵の登場や物語の大きな展開へ向けた伏線が丁寧に張られており、次のシーズン(第4期以降)に向けて期待が高まります。
◆本作の魅力である設定やキャラクターの個性、独特の世界観がブレずに保たれている点も評価できます。
改善を望む感想
◆物語の進行に関しては、会議や内政シーンが中心となっており、戦闘シーンや躍動感が不足していると感じるかもしれません。
◆作画や演出面においても、「キャラクターの顔の作画が崩れている場面があった」「全体的なクオリティが以前のシリーズほど高くなかった」という感想もあるようです。
◆原作ファンからは「ストーリーに原作との相違があり違和感を覚えた」「アニメオリジナルの演出が弱く、アニメならではの魅力が活かしきれていない」といった感想もあるようです。
転生したらスライムだった件 第3期の評価
転生したらスライムだった件 第3期について以下の5つの観点から各10点満点で評価致しました。
ストーリー:8点
キャラクター:9点
作画・演出:8点
音楽・音響効果:8点
メッセージ性:7点
総合評価:
40点/50点

第9位:終末トレインどこへいく?

終末トレインどこへいく?
(画像引用元:dアニメストア)
2024年春アニメランキング第9位は、終末トレインどこへいく?です。
終末トレインどこへいく?の概要
終末トレインどこへいく?の概要についてお伝え致します。
アニメ『終末トレインどこへいく?』は、水島努監督と横手美智子氏によるシリーズ構成のもとで制作された、完全オリジナルのテレビアニメです。「終末世界×電車×友情」をテーマに据え、2024年4月1日から6月24日まで全12話が放送されました。
物語の舞台は、外見はごく普通の田舎町ながら、住民たちに謎の異変が起きている世界。高校生の千倉静留は、消息を絶った親友・葉香を探すべく、止まっていた電車に飛び乗り、外の世界へ旅立ちます。終末へと向かう列車に揺られながら、静留たちは奇妙な出来事と出会い、友情と疑念、希望と絶望が交錯する旅を繰り広げていきます。この“終点”に何が待つのかというミステリアスな設定が大きな見どころです。
終末トレインどこへいく?の感想
終末トレインどこへいく?の感想についてお伝え致します。
好意的な感想
◆キャラクター同士の掛け合いや関係性に魅力を感じました。
◆女子高生が電車に乗って異世界を巡るという奇抜な組み合わせが意外にもマッチしており独特の世界観や設定は、評価できます。
◆最終話では、主人公・静留と葉香の再会と和解の場面が特に印象深く、最後のシーンに強く心を動かされます。
◆全体を通して作画や演出面のクオリティが安定しており、アニメーションとして常に高水準を保っていたと思います。
改善を望む感想
◆物語の導入部分について本題に入るまでに時間がかかり、初動が遅く感じられるかもしれません。
◆ストーリーの構成に関して、設定自体は興味深いですが、展開が脱線しがちでテーマがぼやけていると感じるかもしれません。
◆キャラクターや世界観の説明が十分ではなく、物語の荒唐無稽さについていけないと感じるかもしれません。
◆終盤に向けて大きな盛り上がりがなく、個々のエピソードのまとめ方が弱く、全体的に物足りなさが残ると感じるかもしれません。
終末トレインどこへいく?の評価
終末トレインどこへいく?について以下の5つの観点から各10点満点で評価致しました。
ストーリー:7点
キャラクター:8点
作画・演出:9点
音楽・音響効果:8点
メッセージ性:7点
総合評価:
39点/50点

第10位:この素晴らしい世界に祝福を!3

この素晴らしい世界に祝福を!3
(画像引用元:dアニメストア)
2024年春アニメランキング第10位は、この素晴らしい世界に祝福を!3です。
この素晴らしい世界に祝福を!3の概要
この素晴らしい世界に祝福を!3の概要についてお伝え致します。
アニメ『この素晴らしい世界に祝福を!3』(通称「このすば」第3期)は、暁なつめ氏によるライトノベルを原作とした人気異世界コメディです。第3期は2024年4月10日から6月19日まで全12話で放送されました。
物語は、引きこもりゲーマーの佐藤和真(カズマ)が、女神アクアを巻き込んで異世界へ転生したことからスタート。アクアをはじめ、爆裂魔法に執着するめぐみん、妄想癖のある女騎士ダクネスなど、個性派揃いの仲間たちとのドタバタな冒険が展開されます。
第3期では、魔王軍を退けた功績からカズマたちが王女アイリスに招待され、王都での優雅な暮らしに心惹かれたカズマが次々とトラブルを巻き起こす姿や、義賊事件をめぐる新たな騒動が描かれます。
笑いと冒険が詰まった作品で、シリーズファンにも楽しめる充実度の高いシーズンです。
この素晴らしい世界に祝福を!3の感想
この素晴らしい世界に祝福を!3の感想についてお伝え致します。
好意的な感想
◆シリーズを通して培われてきた作品特有のテンションが今期も損なわれず、お馴染みのノリが最後まで続いていて、安心して楽しめる点は評価できます。
◆最終話では、カズマ・アクア・めぐみん・ダクネスの主要メンバーが再び集結し、冒険のワクワク感もコメディ要素も最後までしっかり味わえます。
◆今シーズンの作画や演出については、前期よりもキレが良くななり、ギャグシーンのテンポや爆発的な笑いがより引き立つ演出は高く評価できます。
◆全体として、“異世界コメディ”としての安心感と楽しさがしっかり保たれており、作品の持ち味がブレていない点は評価できます。
改善を望む感想
この素晴らしい世界に祝福を!3の評価
この素晴らしい世界に祝福を!3について以下の5つの観点から各10点満点で評価致しました。
ストーリー:8点
キャラクター:9点
作画・演出:7点
音楽・音響効果:8点
メッセージ性:6点
総合評価:
38点/50点

まとめ

2024年春アニメランキングトップ10の感想と評価についてお伝え致しました。
2024年春アニメを振り返ると、「続編やシリーズの最終章」が数多く放送され、既存の人気タイトルが新たな局面を迎えた点が際立ちました。
同時に、オリジナルアニメや複数ジャンルを掛け合わせた企画も目立ち、「学園×銃器」「女子高生×電車」「バンド×3DCG」などの個性的な設定が注目を集めました。
また、3DCGやセルルックに近い映像表現の導入が進み、作画手法の多様化とクオリティの向上に対する視聴者の期待も高まりつつあります。
その一方で、「展開が安定しすぎて驚きに欠ける」「設定は斬新でもストーリーが予定調和」「キャラクターや背景の掘り下げ不足」といった指摘も見受けられ、ラインナップの豊富さに比例して作品ごとの差が鮮明になったクールでもありました。
総じて、2024年春期は「シリーズ継続と挑戦のバランス」「映像表現の進化」「物語への評価の分岐」がポイントとなったシーズンと言えるでしょう。
2024年春アニメの放送は終了していますが、
月額550円で6,000本以上の作品が見放題の『dアニメストア』なら2024年秋アニメが現在でも視聴可能です!!
わたしも、アニメは、dアニメストアで見ています。
見たい時に、場所を選ばす、懐かしいアニメから最新のアニメまで、スマホは、もちろんのこと、TV・PC・タブレット・PlayStation®4・PlayStation®5でもアニメを視聴できます。
今なら、初月無料で入会できます。
見たいアニメや見逃したアニメがある方は、dアニメストアがお薦めです!!




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