
ダンダダン16巻 (画像引用元:集英社ホームぺ-ジ)
ダンダダン16巻が2024年10月4日(金)に発売されました。表紙は、佐脇凛と三丈目先生です。
この記事では、ダンダダン16巻の感想と評価!概要、登場人物、目次について徹底解説致します!!※この記事には、ネタバレを含みますのでご注意下さい。
ダンダダン16巻の概要
ダンダダン コミック 16巻の概要についてお伝え致します。
ターボババアに頼み込み、交番から金の玉を受け取った人を特定しようとするモモとオカルン。潜入に成功したターボババアだが、情報の入ったパソコンが扱えずに失敗してしまう。再チャレンジを狙う2人は、帰り際にセルポ星人の6郎と再会。今度は6郎の力を借りて、受け取った人物を特定した2人は、情報を頼りにその人物へ会いに行くが!?
(引用元:集英社ホームページ)
ダンダダン16巻の登場人物
ダンダダン16巻の登場人物をご紹介致します。
綾瀬 桃(あやせ もも)
霊媒師の家系の女子高生で、宇宙人にさらわれた時に超能力に目覚める。ターボババアの一件でオカルンと一緒に行動するようになる。
オカルン(高倉健(たかくらけん))
怪奇現象オタクで、金の玉を集め終えてターボババアに力を返した。ついにモモに想いを伝えたが…。
星子(せいこ)
モモの祖母で霊媒師ドドリア三太として活躍中。かなりの実力者で面倒見がよく、モモたちを陰で支える。
ターボババア
全国各地で暴れ回っていた近代妖怪。オカルンから力を返してもらい、モモ達の前から姿を消した。
白鳥愛羅(しらとり あいら)
校内の人気美少女オカルンの金の玉とアクロバッティックさらさらの炎(オーラ)によって能力が覚醒した。
ジジ(円城寺 仁(えんじょうじじん))
モモの幼馴染。邪視が体の中にいる。邪視に頼らないようにするため、氣の特訓をしている。
坂田金太(さかた きんた)
下心でオカルンに近づいてきたクラスメイト。ナノスキンをロボットに変形させ自在に操る。
バモラ
金の玉らしきものを持ち、怪獣のスーツを着ていた美少女。遠い宇宙から来たシュメール人の生き残り。
シャコ星人
病気の息子のために地球で暮らす宇宙人。モモ達に助けられて以来、よくサポートしてくれる。
6郎(セルポ星人)
過去にモモを誘拐した宇宙人。「深淵の者」襲来時にはセルポ星人の中で一人生き残り、モモに協力した。
ダンダダン16巻の感想
ダンダダン16巻の感想についてお伝え致します。
作画や演出の完成度に対して高く評価できます。「絵の迫力が圧倒的」「コマ割りや構図のセンスが際立っている」といった感想が目立ちます。シリーズ全体の中でも特に視覚的なインパクトが強く、読者を惹きつける巻となっています。
さらに、新キャラクターの登場やシチュエーションの変化によって物語が新たな段階へ進み、「キャラの魅力が多様化してきた」「設定の広がりが面白い」といった好意的な感想も多く見られます。
その一方で、「設定が多く整理しきれていない」「テンポが速すぎて感情描写が薄くなっている」と感じる読者もいるようです。
総合的に見ると、ダンダダン16巻は、シリーズの持ち味である“怪異×バトル×コメディ”の要素を存分に発揮しつつ、ビジュアル演出やキャラクター描写の完成度が際立つ内容となっています。作画の迫力と物語の展開が高く評価されており、読後には「続きが早く読みたい」と感じさせるほど、次巻への期待を大きく膨らませる一冊に仕上がっています。
ダンダダン16巻の評価
ダンダダン16巻について、以下の5つの観点で各項目10点満点で評価致します。
ストーリー:9点
本巻では、新たな設定や舞台が加わり、物語がさらに勢いを増して展開します。多くの読者が「物語が加速した」「新章への導入として見応えがある」と評価しており、シリーズの転換点としての役割を果たしています。
キャラクター:9点
主人公のモモとオカルンを中心に、個性豊かなサポートキャラクターたちが多数登場し、それぞれの魅力が一段と引き立っています。「キャラクターのバランスが取れてきた」「設定の広がりが興味深い」といった好意的な感想が多く見られます。ただし、登場人物の層が厚くなったことで、「一部キャラの描写をもっと深めてほしい」という読者の意見もあり、群像劇としての広がりと掘り下げのバランスが今後の課題とされています。
作画・デザイン:9点
背景描写や構図、演出のすべてにおいて完成度が高く、画面から伝わる勢いが圧倒的であり、コマ割りや構成の巧みさが際立っている点は、高く評価できます。特に、ビジュアル面での迫力と臨場感はシリーズの中でも群を抜いており、強烈な印象を残す巻となっています。
表現力:9点
ページをめくるリズム感や場面転換の巧みさ、コマ割りの動きなどが秀逸で、テンポが良くて一気に読める点や、疾走感がある点は、特に高く評価でます。一方で、展開の密度が高まった影響で、登場人物の心情を丁寧に描く場面や余韻を残す表現がやや抑えられているように感じられます。そのため、演出面では高水準ながらも、繊細な表現の幅という点ではもう一歩の余地を残している印象です。
メッセージ性:8点
友情や仲間との絆、そして怪異との戦いといった王道の少年漫画的テーマが丁寧に描かれており、物語にしっかりとした意味があるというふうに受け止められます。一方で、社会的・哲学的な深みやメッセージ性という点では「もう少し踏み込んでほしい」との声もあり、テーマ全体の厚みという観点ではやや控えめな印象を残しています。
総合評価
44点/50点
ダンダダン16巻は、シリーズの持ち味である“怪異×バトル×コメディ”の魅力を存分に発揮しながら、作画・演出・キャラクター描写のいずれもが高い完成度を誇る一冊です。
ダイナミックな展開と圧倒的なビジュアル表現で読者を惹きつけ、エンタメ作品としての満足度は非常に高く評価されています。
一方で、物語のテンポの速さや設定の広がり、テーマの掘り下げにおいては「もう少し整理や深みが欲しい」と感じるという読者もおり、次巻でこれらの要素がどのように整理・発展していくのかに期待できます。

ダンダダン16巻の目次
第130話 スパイ大作戦 … 9
第131話 プライドじゃんよ … 29
第132話 ヤンキー運動会 … 49
第133話 ズマはどこだ? … 69
第134話 やべえ呪物 … 89
第135話 入っちゃったじゃんよ … 109
第136話 これボードゲームじゃんよ … 129
第137話 ズマってやつ … 149
第138話 ゲームスタート … 169
ダンダダン16巻の商品内容
タイトル:ダンダダン16
出版社:集英社
発売日:2024年10月4日(金)
ページ数:194ページ
著者:龍 幸伸(たつ ゆきのぶ)
販売価格:
コミック(紙):616円(税込)
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Kindle版(電子書籍):585円(税込)
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まとめ

ダンダダン16巻の感想と評価!概要、登場人物、目次についてお伝えおいたしました。
ダンダダン16巻は、圧倒的なビジュアルの完成度が際立っており、絵に勢いがあり、構図やコマ割りのセンス良さは、高く評価でき、まさに“漫画としての表現力”が際立つ一冊です。
キャラクターや設定にも新たな広がりが見られ、キャラのバランスが取れてきた点や、物語世界の拡張の面白さなども高く評価でき、シリーズが次の段階へと進化していることを実感させます。
一方で、「設定が多く整理が難しい」「展開が速く、心理描写の余白が少ない」との意見もあり、密度の高さが魅力であると同時に、わずかに読みづらさを感じさせる部分も指摘されています。
ダンダダン16巻は、ビジュアルの迫力、ストーリーのテンポ、そしてキャラクターの魅力がいずれも際立っており、シリーズ全体の流れを大きく前進させる一冊です。物語としての盛り上がりと完成度の高さが読者の期待をさらに引き上げ、次巻への関心を強く掻き立てる内容となっています。
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