WIND BREAKER(ウインドブレーカー)2巻の感想と評価!概要、登場人物、目次について徹底レビュー!!

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WIND BREAKER 2巻

(画像引用元:講談社ホームページ)

この記事では、WIND BREAKER 2巻の感想と評価登場人物あらすじ目次について解説致します。※この記事には、ネタバレを含んでいますので、ご注意下さい。

 

WIND BREAKER 2巻の概要

WIND BREAKER 2巻の概要をお伝えいたします。

火花散る、不良たちの饗宴! 防風鈴(ボウフウリン)vs.獅子頭連(ししとうれん)、
強き不良たちのチームを賭けたタイマン勝負開幕!!

”力”の絶対信仰・“獅子頭連(ししとうれん)”襲来!! 最強の不良校として名高き風鈴高校。その頂点を目指し街へやって来た桜遥(さくら はるか)は、風鈴高校が街を守る集団“防風鈴(ボウフウリン)”と呼ばれる存在になっていたことを知る――。桜もその一員として歩み始めた矢先、隣接したシマを仕切る「獅子頭連」と衝突する。その争いは防風鈴総代・梅宮をも巻き込み、チームを賭けたタイマン勝負を行うことに――!
(引用元:講談社ホームページ)

 

WIND BREAKER 2巻の登場人物

WIND BREAKER 2巻の登場人物をお伝えいたします。

風鈴高校

桜 遥(さくら はるか)

風鈴高校1年1組に所属する少年。好きなものは「強い相手」で、喧嘩で“てっぺん”を目指すために街の外からこの学校へと足を踏み入れた。白黒に分かれた髪と鋭い眼差しが印象的だが、その見た目ゆえに周囲から距離を置かれ、孤独でいることが当たり前になっていた。自らを「喧嘩しか能のない嫌われ者」と認識しており、強者を打ち負かし頂点に立つことでしか、自分の存在価値を確かめられないと信じている。

 

楡井 秋彦(にれい あきひこ)

風鈴高校1年1組に在籍する生徒で、喧嘩は得意ではないものの、明るく素直な性格でクラスの雰囲気を和ませるムードメーカー的存在。幼い頃から風鈴高校の生徒たちに憧れを抱き、「街を守りたい」という想いは誰よりも強い。人を観察することが好きで、かっこいいと思った人物の特徴をノートに書き留めて分析するのが日課。常に胸ポケットにノートとペンを忍ばせる情報通で、仲間たちの中でもひときわ柔らかな光を放つ存在。

 

蘇枋 隼飛(すおう はやと)

風鈴高校1年1組に所属する生徒。常に穏やかな笑みを浮かべ、誰に対しても柔らかく接するが、ときに突拍子もない発言で周囲を翻弄することもある。一見温厚ながら、礼を欠く者には一切の情けを見せない冷徹な一面を持ち、そのギャップが印象的。感情を表に出すことが少なく、何を考えているのか掴みづらい謎めいた存在でもある。戦闘時にはカンフーや合気道を思わせる流麗な動きを見せ、独自のスタイルで相手を圧倒する。

 

杉下 京太郎(すぎした きょうたろう)

風鈴高校1年1組に在籍する生徒で、中学時代から“ボウフウリン”の名を背負うことを許された唯一の存在。圧倒的な喧嘩の腕を持つが、その行動の源には総代・梅宮への絶対的な忠誠心がある。彼の言葉を何よりも重んじ、その意志に従うことを信条としている。普段は無口で感情を表に出さず、独特のゆらめくような歩き方が印象的。しかし一度怒りに火がつくと、誰にも予測できない暴走を見せる危うさを秘めた狂犬。

 

桐生 三輝(きりゅう みつき)

風鈴高校1年1組に所属する生徒。穏やかな話し方と気配り上手な性格で女子からの人気も高いが、その優しい雰囲気とは裏腹に喧嘩の腕前は確かな実力派。普段はマイペースで、スマートフォンゲームが大好き。暇さえあれば画面を操作しており、毎日のログインボーナスを欠かさないのが習慣。仲間たちを親しみを込めて“ちゃん”付けで呼ぶなど、人懐っこく距離の取り方が絶妙なタイプ。柔らかな印象の中に芯の強さを秘めている。

 

柘浦 大河(つげうら たいが)

風鈴高校1年1組に所属する生徒。毎日の筋トレとプロテイン摂取を欠かさないストイックな性格で、明るく素直な人柄から仲間たちに信頼されている。一方で情熱が過剰すぎるあまり、時に“暑苦しい男”として扱われることも。自らの“美学”を何より重んじ、初対面の相手には必ず「お前の美学はなんや?」と問いかけるのが恒例。行きつけの店は「まっするぱわー」で、愛用メニューはプロテインお好み焼き。力と信念を象徴する、風鈴の筋肉番長的存在。

 

梶 蓮(かじ れん)

風鈴高校2年1組の級長を務める生徒。いつもヘッドホンを着け、大音量で音楽を聴きながら過ごす姿が印象的で、口には棒付きキャンディーをくわえていることが多い。無表情で何を考えているのか掴みにくいタイプだが、内面は情に厚く、仲間想い。特に副級長の榎本や楠見とは固い信頼関係で結ばれており、彼らと共にクラスをまとめ上げる存在。静かだが芯の通ったリーダーとして、周囲から一目置かれている。

 

梅宮 一(うめみや はじめ)

風鈴高校3年1組に所属し、“ボウフウリン”を束ねる総代にして絶対的な頂点。人懐っこい笑顔と穏やかな物腰で仲間から絶大な信頼を寄せられ、風鈴の生徒だけでなく街の人々からも慕われるカリスマ的存在。圧倒的な喧嘩の腕に加え、懐の深さと統率力を兼ね備え、一言で場の空気を支配するほどの存在感を放つ。強さを誇示するのではなく“守るために戦う”信念を持つリーダーであり、意外にも趣味は野菜作りという温かな一面も持つ。

 

柊 登馬(ひいらぎ とうま)

風鈴高校3年1組に在籍し、“ボウフウリン”四天王の一角として多聞衆を率いる筆頭。几帳面で責任感が人一倍強く、自由奔放な総代・梅宮に振り回されることもしばしば。そのため常に胃薬が手放せない苦労人気質の持ち主でもある。冷静な判断力と確かな実戦力を兼ね備えた武闘派で、戦闘面では風鈴屈指の実力者。厳しさの裏には仲間への深い思いやりがあり、誰よりも梅宮を理解し支える頼れる右腕的存在。

 

喫茶店「ポトス」

橘 ことは(たちばな ことは)

喫茶店「ポトス」で働く店員。落ち着いた物腰と気さくな性格で周囲から慕われており、その堂々とした立ち居振る舞いから年上に見られることも多いが、実は桜たちと同じ16歳。店を任されるほどの責任感を持ち、風鈴高校の生徒や地元の人々に心のこもったメニューを提供している。ときには桜に助言を与え、彼の心を支えるような大人びた一面も覗かせる、街と風鈴をつなぐ温かな存在。

 

獅子頭連

兎耳山 丁子(とみやま ちょうじ)

獅子頭連を率いる頭取。体格は小さいが喧嘩の腕は群を抜き、「強さこそが自由を生む」という信念を体現している。組織のまとめ役として、歴代最年少でその座に就いた。ボウフウリンとの対立では、自ら一騎打ちを申し出るなど、力を示す行動を積極的に行う。

 

十亀 条(とがめ じょう)

獅子頭連の副頭取。作務衣に下駄、サングラスという独特な装いが特徴。口調は穏やかだが、戦闘となると一変し、頭取の兎耳山の理念を冷徹に実行する一面を見せる。チーム内でも屈指の実力者であり、敗北者を見限る非情な姿勢を貫いている。

 

佐狐浩太(さこ こうた)

獅子頭連に所属するメンバーの一人。金髪をセンター分けにし、鋭い眼差しが印象的。寡黙で内面が掴みにくいが、チーム内でトップ5に数えられる実力者。隣接するボウフウリンの四天王・柊登馬との因縁から、自ら対決を申し出るなど、戦いにおいては主体的に動く姿が見られる。

 

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WIND BREAKER 2巻の感想

WIND BREAKER 2巻の感想をお伝えいたします。

WIND BREAKER 2巻を読んでまず驚いたのは、獅子頭連との対立が想像以上に“タイマン勝負”として明確に描かれていたことです。バトルのルールがはっきりした分、一戦一戦の緊張感が増していて、読んでいてすごく引き込まれました。

また、キャラクターそれぞれの個性がしっかり描かれているのも印象的で、主人公側だけじゃなく敵陣営の心情や動きまできちんと描かれているのがいいですね。

中でも蘇芳の変化には目を見張るものがありました。「こんな一面もあったのか」と感じる描写があって、正直もっと活躍してほしいと思うくらい魅力が増しています。それに、桜遥の心境の変化――ただ上を目指すだけじゃなく、仲間を思いやる気持ちが芽生える過程も胸に響きました。

とはいえ、ストーリー自体は王道のヤンキー・バトルもので、「新しさ」という点では少し物足りなさを感じるかもしれません。でも絵は相変わらず綺麗だし、格闘シーンの迫力も抜群なので、読む手が止まらないのは間違いありません。次の展開にも期待したくなる一冊でした。

 

WIND BREAKER 2巻の評価

WIND BREAKER 2巻について、以下の5つの観点で各項目10点満点で評価致します。

ストーリー:8点

獅子頭連との対立が加速し、タイマン形式の戦いが際立ったことで、物語全体の緊張感と引き込まれる感覚がさらに強まりました。王道のバトル展開を踏襲しながらも、次巻への興味を自然と喚起する流れが見事に練られています。

 

キャラクター:9点

桜遥や蘇芳といった主要人物はもちろん、敵味方の区別なく多彩なキャラクターが丁寧に描写され、それぞれの動機や過去が自然に伝わってきます。特に、蘇芳の予想外の一面が描かれた点は、読者から高く評価されています。

作画・デザイン:9点

迫力満点のバトル描写やダイナミックな構図、際立つキャラクターデザインが目を引きます。無駄のない洗練された画風でまとめられており、アクション作品として一貫したクオリティの高さが光っています。

表現力:8点

キャラクターの感情の動きやバトルシーンの張り詰めた空気感が鮮やかに表現されています。セリフの間や視線の使い方、場面ごとの構図が巧みに組み合わされており、読者を視覚的にも心理的にも引き込む力を持っています。

 

メッセージ性:7点

仲間との絆や「信念を貫く力」といったテーマはしっかりと描かれていますが、物語全体が「王道バトルもの」の範疇に収まっているため、メッセージ性は比較的シンプルです。それでも、キャラクターたちの成長や結束が自然と伝わってくるため、読者が共感しやすい展開となっています。

総合評価

 41点/50点

WIND BREAKER 2巻は、全体を通して、王道の魅力にキャラクター性の深さが加わったと評価できます。読後には、続きが気になる期待感を残す作品です。

 

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WIND BREAKER 2巻の目次

WIND BREAKER 2巻の目次をご紹介いたします。

第6話:火種 … 003

第7話:梅宮一 … 023

第8話:衝突 … 045

第9話:決戦前夜 … 067

第10話:杉下京太郎vs.有馬雪成 … 089

第11話:優しい男 … 113

第12話:大人の階段 … 133

第13話: 因縁 … 153

第14話:武神 … 173

 

WIND BREAKER 2巻の商品内容

WIND BREAKER 2巻の商品内容をお伝えいたします。

タイトル:WIND BREAKER 2

出版社:講談社

発売日:2021年7月9日(金)

ページ数:192ページ

著者:にいさとる

販売価格
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まとめ

WIND BREAKER 2巻の概要登場人物感想、評価、目次、商品内容についてお伝えおいたしました。

WIND BREAKER 2巻では、宿敵「獅子頭連」との一騎打ちが鮮明に描かれ、戦いの構図が一気に引き締まります。

主人公のみならず、敵味方問わずキャラクター全員の背景や動機が丁寧に描写され、人物像に厚みが加わっている点も魅力です。

さらに、美しい作画や迫力あるバトル描写など視覚面での完成度も高く、「魅せる」要素が際立っています。これらが組み合わさり、続巻への期待を自然と高める熱量のある1冊に仕上がっています。

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