2.5次元の誘惑24巻最新刊の感想と評価！概要、登場人物、目次についても徹底解説！！

2.5次元の誘惑24（画像引用元：集英社ホームページ）

この記事では、2.5次元の誘惑コミック24巻の感想と評価！概要、登場人物、目次についてお伝えいたします。※この記事には、ネタバレを含んでいますので、ご注意下さい。

2.5次元の誘惑24巻の概要

2.5次元の誘惑24巻の概要についてお伝え致します。

2次元のキャラクター・リリエルを愛する奥村。無事に文化祭を乗り越えた漫研部へエリカが伝えたリリエル外伝公式コスプレイヤーの選考会とは、冬コミのコスプレ合戦のことだった! 奥村たち漫研部は冬コミに向け、新衣装作成に邁進。四天王などあらゆるコスプレイヤーたちとトップを競う熱き冬コミが開幕する!!
本気で突き進む、オタク道!! ドキドキコスプレコメディ第24巻!!
(引用元：集英社ホームページ）

2.5次元の誘惑24巻の登場人物

2.5次元の誘惑24巻の登場人物をご紹介いたします。

天乃リリサ（あまのりりさ）

高校2年生。女子でありながらエロに抵抗がないことを恥じてはいるが、「好きなことを堂々とするのがカッコいい」と思い、大好きなリリエルのコスプレをしている。恋愛に鈍感でちょっとドジ。

奥村正宗（おくむらまさむね）

高校3年生。漫画研究部の部長。３次元女子には興味なし。「２次元は俺の嫁」と豪語するほどのリリエル好きのオタクで、恋愛には超鈍感。リリサとの約束、「最高のROM」作りに協力する。

橘美花莉（たちばなみかり）

高校2年生。リリサと同じクラスの人気モデルで、スタイル抜群。奥村の幼馴染で、彼へ10年間片思い中。奥村に喜ばれるためコスプレをはじめたが、最近は自身も楽しんでいる。

恵比寿乃愛（えびすのあ）

高校2年生。友達が欲しくてコスプレをはじめるが、本人は極端な人付き合い下手。他校の生徒だが、漫研部に出入りする。

喜咲アリア（きさきありあ）

高校3年生のギャル。他校のコスプレ初心者だが、リリサの指導ではまり出す。

安部まりな（あべまりな）

大学生。高校卒業後、漫研部のOB特別顧問に就任した。ガチオタクなお姉さん。

華翼貴（はなつばき）

高校1年生。奥村が通う高校の特進クラスの生徒。オタクになるため、漫研部に入部。容姿端麗・成績優秀・パーフェクト美少女のガチお嬢様。

まゆら（コスプレ四天王）

伝説のセクシー美女

星月夜姫／ほしづき（コスプレ四天王）

フェチ系アングラ美女

753／なごみ（コスプレ四天王）

絶対的カワイイ美少女

淡雪エリカ／あわゆきえりか（コスプレ四天王）

ストイッククール美女

2.5次元の誘惑24巻の感想

2.5次元の誘惑24巻の感想についてお伝え致します。

2.5次元の誘惑24巻では、冬コミを舞台にしたコスプレ対決が中心となり、「オタク×コスプレ」という作品の持ち味が存分に生かされています。登場人物たちがそれぞれの理想や信念を胸に“頂点”を目指して全力を尽くす姿が描かれ、その緊張感と熱量の高さがは高く評価できます。

さらに、本作ではラブコメやギャグ、そして創作に対する哲学的な要素まで巧みに盛り込まれており、その多層的な構成は高く評価できます。「バトルも恋愛も笑いも創作論もすべてが充実している」といった感想も多く、作品の幅広い魅力を感じさせる仕上がりになっています。

また、一部で「勢い重視で伏線や掘り下げにもう少し余裕が欲しかった」という意見もあり、評価が割れる部分も存在します。

総じて、2.5次元の誘惑24巻は、シリーズとしての集大成的な盛り上がりを見せながらも、一部で“もう少し重厚に見たかった”という声もある巻と言えそうです。

2.5次元の誘惑24巻の評価

2.5次元の誘惑24巻について、以下の5つの観点で各項目10点満点で評価致します。

ストーリー：8.5点

冬コミのコスプレ対決を中心に据えた、熱気あふれる展開が読者から高く評価されています。登場人物たちがそれぞれの信念を胸に“頂点”を目指して全力を尽くす姿が印象的で、緊迫感のあるストーリーとして好評です。一方で、勢いを重視した構成ゆえに、「もう少し物語の深掘りや伏線の整理が欲しかった」と感じる意見もあるようです。

キャラクター：8点

主要キャラクターたちは、それぞれの信念や目標に基づいて行動しており、成長や葛藤の過程が丁寧に描かれています。さらに、コスプレ界のライバルたちをはじめとする脇役陣も個性豊かで存在感があります。ただし、登場人物が増えたことにより、一部のキャラクターについては描写がやや浅く感じられるという指摘も見られます。

作画・デザイン：8.5点

コスプレ衣装やイベントシーンなど、華やかで細部まで作り込まれたビジュアル描写が読者から高く評価されています。特に、オタク×コスプレという独自の設定が、画面構成やデザイン面で巧みに活かされており、視覚的な魅力と作品の世界観が見事に融合しています。

表現力：8点

熱気や緊張感、勝負の高揚といった“場の空気”が、コマ割りや演出によって巧みに表現されており、「バトルもラブコメもギャグも創作論もすべてが秀逸」と評する声も多く見られます。一方で、「もう少し余韻を感じたかった」といった意見もあり、作品のテンポの良さゆえに、あえて“間”を求める読者もいるようです。

メッセージ性：7.5点

「オタク」や「コスプレ」、そして「頂点を目指す」というテーマがしっかりと打ち出されており、作品全体の軸やモチーフがぶれることなく描かれています。一方で、物語はまだ次の展開へ向かう途中段階にあり、提示されたメッセージが完全に収束するのはこれからだと感じさせる構成になっています。

総合評価

40.5点／50点

全体として2.5次元の誘惑24巻は、シリーズ屈指の熱量とイベント感に満ちた内容となっています。コスプレやオタク文化に関心のある読者はもちろん、ラブコメ・バトル・ギャグといった多彩な要素を一度に味わいたい人にも強く薦められる一冊です。

2.5次元の誘惑コミック24巻の目次

第184話「最後のコミケ」・・・005
第185話快晴・・・025
第186話約束の地・・・043
第187話羽ばたくには小さい・・・063
第188話凱旋・・・083
第189話終点・・・103
第190話 angeli ex machina ・・・123
第191話ひとつ愛の下・・・145
番外編「パジャマパーティー」・・・167
番外編「普通に除霊」・・・172
番外編「ギャルとコスメとコスプレイヤー」・・・174