
魔都精兵のスレイブ11(画像引用元:集英社ホームぺ-ジ)
魔都精兵のスレイブ11巻は、2022年9月2日(金)に発売されました。表紙は、八雷神 紫黒(しこく)です。
この記事では、魔都精兵のスレイブ11巻の感想と評価、概要、登場人物、目次について解説致します。※この記事には、ネタバレを含んでいますので、ご注意下さい。
魔都精兵のスレイブ11巻の概要
魔都精兵のスレイブ12巻の概要を紹介いたします。
八雷神・空折vs魔防隊、決着!! 横浜での激闘は辛くも魔防隊の勝利で幕を下ろした。優希は、肉体を失った空折を自らの精神世界に宿したまま、魔都へと帰還することに…。
魔防隊が魔都緊急宣言を発令し警戒をさらに強める一方、八雷神が集結──!! 同胞を討たれた神々の怒りの矛先は…!?
(引用元:集英社ホームページ)
魔都精兵のスレイブ11巻の登場人物
魔都精兵のスレイブ11巻の登場人物を紹介いたします。
七番組
和倉 優希(わくらゆうき)
高校3年生の時に魔都に迷い込み、醜鬼に襲われていたところを京香に助けられ、奴隷兼魔防隊の管理人に、家事全般が得意。
羽前 京香(うぜん きょうか)
魔防隊七番組 組長。醜鬼に故郷を滅ぼされた過去を持ち、醜鬼の殲滅を目標に掲げる。能力『無窮の鎖(スレイブ)』で優希を使役する。
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東 日万凛(あずま ひまり)
七番組 副組長。『青雲の志(ラーニング)』で京香の能力を使い、優希を奴隷に。「東の晩餐」を経て東家との確執を乗り越えた。
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大川村 寧(おおかわむら ねい)
組の最年少で11歳。先に入隊した上司として優希を気にかける。千里眼の能力『きっと見つける(プロミス)』を持つ。
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駿河 朱々(するが しゅしゅ)
身体の大きさを変化させる『玉体革命(パラダイムシフト)』で醜鬼を圧倒。当初は単なる好奇心だったが、今は、優希に好意を抱く。
六番組
出雲 天花(いずも てんか)
六番組 組長。優希に恋心を抱き猛アタック中。空間を操作する能力を持つ。
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十番組
山城 恋(やましろ れん)
十番組 組長であり総組長として魔防隊を統べる。その能力を知るのは本人のみ。
二番組
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上運天 美羅(かみうんてん みら)
二番組 組長。硬派で面倒見のいい性格。京香をライバル視している。
八雷神
空折(くうせつ)
紫黒(しこく)
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壌竜(じょうりゅう)
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雷煉(らいれん)
魔都精兵のスレイブ11巻の感想
魔都精兵のスレイブ11巻の感想についてお伝え致します。
本巻では、強敵集団「八雷神」がついに登場し、物語が新たな局面へと突入する展開が大きな注目を集めています。ストーリーの流れが大きく動き出すことで、シリーズ全体の緊張感と期待感が一気に高まりました。
その一方で、戦闘後の整理や訓練描写、さらには恒例の“ご褒美シーン”が多く盛り込まれ、激しいバトル中心というよりも、物語の転換と準備を意識した構成になっています。
特にヒロインたちの魅力を引き立てる描写が強化されており、「バトルとキャラの両方を堪能できる」「サービス要素も自然に楽しめる」といった感想が多く見られます。
さらに、次章への伏線が随所に張られ、「新キャラクターの登場」や「木乃実編の開幕」など、続巻への期待を煽る構成も魅力です。
総じて、第11巻は「バトルの深化」「ヒロインの存在感」「物語の転換点」という要素が高い水準で融合した、シリーズ中でも見応えのある一冊となっています。
魔都精兵のスレイブ11巻の評価
魔都精兵のスレイブ11巻について、以下の5つの観点で各項目10点満点で評価致します。
ストーリー:7点
強敵「八雷神」の登場によって、物語は新たな段階へと進み、シリーズ全体の流れが大きく動き出します。ただし本巻は、激しい戦闘そのものよりも戦いの余波や次への備えに焦点を当てた内容であり、クライマックスというよりは次巻への布石として位置づけられる展開になっています。
キャラクター:8点
ヒロインたちの個性や魅力がこれまで以上に際立ち、サービスシーンも豊富で「バトルとキャラクターの両方を満喫できる」という意見が多く見られます。さらに、新たなキャラクターや今後の展開を示唆する伏線も散りばめられており、登場人物同士の関係性が丁寧に掘り下げられている点も高く評価されています。
作画・デザイン:8点
作画面の完成度は全体的に高く、緻密な描写やサービスシーンのビジュアルクオリティが読者から高く評価されています。特にキャラクターの表情や構図の工夫が印象的で、視覚的な満足度はシリーズ内でも上位に位置します。一方で、今回は大規模な戦闘シーンが少ないため、アクション面でのインパクトという点ではやや控えめな印象もありますが、安定した画力と演出力がしっかりと作品を支えています。
表現力:7点
バトルシーンやヒロイン描写、サービス要素など多彩な要素の切り替えが自然で、娯楽作品としての完成度は非常に高いと評価されています。一方で、物語全体の展開としては次への繋ぎの印象が強く、ドラマ性や緊迫感の継続という点ではやや控えめな印象も残ります。
メッセージ性:6点
総合評価
36点/50点本巻は、シリーズを追い続けてきた読者にとって見どころが多く、とくにキャラクターの描写やサービスシーンを重視する層には満足度の高い内容となっています。一方で、物語の進行やテーマ性という面では“次への布石”にあたる部分が中心で、大きな展開や劇的な変化を期待する読者にとってはやや落ち着いた印象を受ける巻ともいえます。

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5,590円(税込み)

魔都精兵のスレイブ11巻の目次
魔都精兵のスレイブ11巻の目次についてお伝え致します。
第82話 横浜戦、その後 … 005
第83話 美羅の決意 … 023
第83.5話 東家の出来事 … 043
第84話 美羅のご褒美 … 049
第85話 立ちこめる妖雲 … 071
第86話 神議 … 083
第87話 魔都上空 … 105
第88話 光明 … 127
第89話 一番組 … 147
第90話 女子高生組長 … 169
描き下ろし漫画 連隊出撃 … 173魔都精兵のスレイブコミック11巻の商品情報
タイトル:魔都精兵のスレイブ11
出版社:集英社
発売日:2022年9月2日(金)
ページ数:200ページ
著者:タカヒロ
漫画:竹村 洋平(たけむら ようへい)
販売価格:
コミック(紙):528円(税込)
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魔都精兵のスレイブ11巻の感想と評価、概要、登場人物、目次についてお伝えいたしました。
魔都精兵のスレイブ11巻では、強敵「八雷神」の登場をきっかけに、物語が次の段階へと進む展開が描かれています。
また、戦闘後の“ご褒美シーン”やヒロインたちの魅力を際立たせる描写も充実しており、バトルとサービス要素の両方を楽しめる構成は評価できます。
さらに、次巻への伏線が随所に張り巡らされており、今後の展開への期待を膨らませる内容となっています。
アクションの迫力、キャラクターの魅力、そして物語の下地づくりがバランスよく融合した一冊であり、シリーズファンには見逃せない巻といえるでしょう。
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