第3話「break ti[M]e」(画像引用元:TVアニメ NieR:Automata Ver1.1a公式サイト
この記事では、TVアニメ NieR:Automata Ver1.1a 第3話「break ti[M]e」のあらすじ、感想についてお伝え致します。
この記事には、ネタバレを含みますのでご注意下さい。
第3話 「break ti[M]e」のあらすじ
2Bと9Sはレジスタンス拠点へ戻り、指揮官リリィの下で“機械生命体の異常行動”に関する情報収集を進めます。
リリィは二人に協力者として、情報屋のジャックアスを紹介し、共に調査に向かうことになります。
彼らは異常の報告があった砂漠地帯へ足を踏み入れ、潜んでいた機械群と交戦。9Sはハッキングを行う中で謎めいたビジョンを目にし、古代文明を思わせる映像を確認します。
戦闘のさなか、一行は地下空間へと転落し、そこで機械生命体の拠点ともいえる“繭(コクーン)”を発見します。
棺のような構造からは人型の機械生命体が現れ、2Bと9Sはこれを撃破しますが、その内部からさらに別の人型マシンが出現し襲いかかってきます。
崩壊する空間の中、二人は必死の戦いを強いられ、最終的に敵は姿を消し、彼らは空洞からの脱出を余儀なくされるという緊迫の展開を迎えます。
第3話 「break ti[M]e」の感想
Vアニメ NieR:Automata Ver1.1a 第3話「break ti[M]e」では、ゲーム原作を基盤にしつつも細部に独自の演出や改変が盛り込まれ、ファンの注目を集めました。
特に評価されているのは、サブキャラクター同士のやり取りが増えた点です。抵抗軍の仲間たちの交流や、リリィやジャッカスといった人物の個性が際立つ場面が描かれ、原作では見られなかった新鮮さが話題となっています。
さらに、砂漠地帯で9Sがハッキングによって“仮面の街”を思わせる断片的な映像を目にするシーンは、『NieR Replicant』を想起させる演出としてファンを喜ばせました。
その一方で、物語の謎は解き明かされるどころかますます深まり、「理解が難しくなった」という意見も見られます。加えて、放送直後にはCOVID-19の影響による一時中断が発表され、物語の続きが見られないもどかしさを訴える声も多く聞かれました。
スタッフ
脚本:益山亮司
絵コンテ:長屋誠志郎
演出:マドカコウスケ、松尾優希
総作画監督:中井 準
作画監督:杉生祐一、宗圓祐輔、伊藤美奈、樋口香里
キャスト
2B:石川由依
9S:花江夏樹
ポッド042:安元洋貴
ポッド153:あきやまかおる
司令官:加納千秋
リリィ:種﨑敦美
ジャッカス:川渕かおり
まとめ
TVアニメ NieR:Automata Ver1.1a 第3話「break ti[M]e」のあらすじ、感想についてお伝え致しました。
全体を通してみると、原作への敬意を感じさせつつ、アニメならではの新要素を巧みに取り入れた完成度の高いエピソード」いう評価が目立ちます。その一方で、物語の謎をさらに積み重ねる展開が多く、視聴者に不安や戸惑いを残す演出が強調されている、という感想も多く寄せられています。
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