SPY×FAMILY(スパイファミリー)7巻の感想と評価!概要、登場人物、目次についても徹底レビュー!!

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SPY×FAMILY 7巻
(画像引用元:集英社ホームページ)

この記事では、SPY×FAMILY 7巻の感想と評価登場人物あらすじ目次について解説致します。※この記事には、ネタバレを含んでいますので、ご注意下さい。

 

SPY×FAMILY 7巻の概要

戦争を企てる東国(オスタニア)の要人・デズモンドの計画を突き止める為、西国諜報員の<黄昏>は家族をつくり子供を名門イーデン校へ入学させるよう命じられる。だが偶然にも、彼が孤児院で引き取った”娘”は超能力者、利害が一致した”妻”は殺し屋だった!!そうして正体を隠し家族になった3人だが、黄昏は彼の妻の座を狙う同僚・夜帷との合同任務に当たることに、任務は無事成功し、夜帷はヨルにテニスで勝負を挑むが、完敗。結果としてフォージャー夫婦の絆は深まった。そんな折、イーデン校では懇親会が開かれる。標的・デズモンドとその次男・ダミアンの待ち合わせを利用し黄昏は接触するが――!?
(引用元:SPY×FAMILY 7巻)

 

SPY×FAMILY 7巻の登場人物

SPY×FAMILY 7巻の登場人物をご紹介いたします。

ロイド・フォージャー

続柄:夫
腕利の精神科医。その正体は、西国(ウェスタリス)の敏腕諜報員(黄昏)で百の顔を使い分ける。

 

ヨル・フォージャー

続柄:妻
市役所勤めの事務職員。凄腕の殺し屋(いばら姫)という裏の顔を持つ。

 

アーニャ・フォージャー

続柄:娘
名門イーデン校の1年生。とある組織の実験で生み出された心を読む超能力者。

 

ドノバン・デズモンド

オペレーション<梟(ストリクス)>の標的。東国(オスタニア)の国家統一党総裁。

 

フランキー

情報屋。黄昏(たそがれ)の協力者。

 

シルヴィア・シャーウッド

西国情報局の管理官(ハンドラー)

 

ダミアン・デズモンド

標的・デズモンドの次男。

 

ユーリー・ブライア

ヨルの弟。秘密警察所属。

 

ベッキー・ブラックベル

アーニャの友達。

 

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SPY×FAMILY 7巻の感想

SPY×FAMILY 7巻の感想についてお伝え致します。

SPY×FAMILY 7巻は、ダミアンの心の揺れが本当に丁寧に描かれていて印象的でした。まだ子どもなのに、父親からの愛情や認められたいという気持ちが痛いほど伝わってきます。特に、デズモンドに「よくやった」と言われても冷たい表情を返される場面は、胸が締めつけられるようでした。

一方で、寮のピクニックカヌー体験といった“罰の外出”が、結果的に仲間との絆を深めるきっかけになっているのも良かったです。重くなりがちな展開の中に、子どもたちの明るさや成長がしっかり描かれていて、読んでいてほっとしました。

フォージャー家のボンド視点の話も微笑ましく、スパイや暗殺といったシリアスな要素と、家族の温かいやり取りのバランスが本当に絶妙だと感じます。ただ、ダミアンが少し「いい子すぎる」印象になってきて、以前の生意気さが恋しい気もしました。

全体としては、キャラクターの内面がより深く描かれ、家族や友情、任務というテーマがしっかり根づいた、シリーズの中でも心に残る巻でした。

SPY×FAMILY 7巻の評価

SPY×FAMILY 7巻について、以下の5つの観点で各項目10点満点で評価致します。

ストーリー:9点

本巻では、ダミアンと父・デズモンドとの関係性にスポットを当てた物語構成が見事でした。従来のコミカルな展開から一歩進み、「認められたい」という承認欲求や「家族への想い」といった感情面を丁寧に描き出しています。シリアスな場面と軽妙なユーモアが絶妙に調和しており、読み終えたあとに心にじんわりと温かさが残る一冊です。

 

キャラクター:9点

ダミアンの心の成長と感情表現が見事に描かれており、彼の繊細な変化が物語に深みを与えています。アーニャやクラスメイトとの関係性も自然に進展し、子どもらしい未熟さと真っすぐな優しさが共存している点が魅力的です。さらに、ボンドの登場シーンが物語に温かさを添え、読者の癒しとして機能しています。やや「優等生的」に寄った印象はあるものの、キャラクターの描き分けや感情の掘り下げは非常に充実しています。

作画・デザイン:9点

キャラクターの表情や動作の描写が非常に繊細で、背景の描き込みも丁寧に仕上げられており、作品全体に安定したクオリティが感じられます。とくに感情が動く場面では、線の強弱やコマの間の使い方が巧みで、登場人物の心情を視覚的に伝える表現力が際立っています。

表現力:8点

コメディからシリアスへの切り替えが非常に滑らかで、構成力と演出の巧みさが際立っています。ギャグシーンのテンポも心地よく、物語全体にリズム感があります。一方で、感情が激しくぶつかるような場面は控えめで、どちらかといえば静かな余韻や深みを重視した演出が印象的です。

メッセージ性:9点

「親に認められたい」「誰かに必要とされたい」という普遍的なテーマが胸に響きます。スパイや暗殺といった特殊な舞台設定を通じて、家族の絆と心の距離をリアルに描き出した点が高く評価できます。

 

総合評価

 44点/50点

SPY×FAMILY 7巻は、感情の描き方や物語構成、そしてテーマの掘り下げ方までが非常に洗練されており、シリーズの中でも特に完成度の高い仕上がりとなっています。

 

SPY×FAMILY 7巻の目次

MISSION:38 … 9

MISSION:39 … 37

MISSION:40 … 57

MISSION:41 … 83

MISSION:42 … 111

MISSION:43 … 135

MISSION:44 … 157

SHORT MISSION:5 … 185

 

SPY×FAMILY 7巻の商品内容

タイトル:SPY×FAMILY 7

出版社:集英社

発売日:2021年6月4日(金)

ページ数:194ページ

著者:遠藤 達哉

販売価格
コミック(紙)528円(税込)
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まとめ

SPY×FAMILY 7巻の概要登場人物感想、評価、目次、商品内容についてお伝えおいたしました。

SPY×FAMILY 7巻では、主人公だけでなく多彩なキャラクターたちにも光が当てられ、それぞれの魅力がしっかりと引き出されています。誰が中心になっても物語として成立する構成力が高く評価されています。

さらに、「家族」「友情」「任務」といったテーマが、コミカルさとシリアスさの両面から丁寧に描かれており、読み終えたあとに温かい余韻が残ります。

また、スパイとしての緊迫感と、日常を描く穏やかな描写が自然に共存しており、そのバランスの巧みさが作品全体の魅力を高めています。シリーズの中でも特に完成度が高い巻として、多くの読者に支持されています。

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