
魔都精兵のスレイブ10(画像引用元:集英社ホームぺ-ジ)
魔都精兵のスレイブ10巻は、2022年5月2日(月)に発売されました。表紙は、八雷神 空折(くうせつ)です。
この記事では、魔都精兵のスレイブ10巻の感想と評価、概要、登場人物、目次について解説致します。※この記事には、ネタバレを含んでいますので、ご注意下さい。
魔都精兵のスレイブ10巻の概要
魔都精兵のスレイブ10巻の概要を紹介いたします。
横浜で若い女性の誘拐を繰り返す『八雷神』の一柱・空折。人質の救出に成功した優希達だが、空折が京香の不在を狙って優希を襲う…!
二番組組長・美羅は、横浜に放たれた大量の醜鬼に対し分身技『緋色の連隊』で応戦。戦いが熾烈を極めるなか、空折は新たな形態に変貌し──!?
(引用元:集英社ホームページ)
魔都精兵のスレイブ10巻の登場人物
魔都精兵のスレイブ10巻の登場人物を紹介いたします。
七番組
和倉 優希(わくらゆうき)
高校3年生の時に魔都に迷い込み、醜鬼に襲われていたところを京香に助けられ、奴隷兼魔防隊の管理人に、家事全般が得意。
羽前 京香(うぜん きょうか)
魔防隊七番組 組長。醜鬼に故郷を滅ぼされた過去を持ち、醜鬼の殲滅を目標に掲げる。能力『無窮の鎖(スレイブ)』で優希を使役する。
-
東 日万凛(あずま ひまり)
七番組 副組長。『青雲の志(ラーニング)』で京香の能力を使い、優希を奴隷に。「東の晩餐」を経て東家との確執を乗り越えた。
-
大川村 寧(おおかわむら ねい)
組の最年少で11歳。先に入隊した上司として優希を気にかける。千里眼の能力『きっと見つける(プロミス)』を持つ。
-
駿河 朱々(するが しゅしゅ)
身体の大きさを変化させる『玉体革命(パラダイムシフト)』で醜鬼を圧倒。当初は単なる好奇心だったが、今は、優希に好意を抱く。
二番組
-
上運天 美羅(かみうんてん みら)
二番組 組長。硬派で面倒見のいい性格。京香をライバル視している。
-
六番組
出雲 天花(いずも てんか)
六番組 組長。優希に恋心を抱き猛アタック中。空間を操作する能力を持つ。
-
十番組
山城 恋(やましろ れん)
十番組 組長であり総組長として魔防隊を統べる。その能力を知るのは本人のみ。
人型醜鬼
和倉 青羽(わくら あおば)
優希の姉。魔都災害に遭い、暴走した桃の力で醜鬼化した。目的のため京香・天花と手を組む。
八雷神
空折(くうせつ)
八雷神の一人。餌を吸収することで成長する。
魔都精兵のスレイブ10巻の感想
魔都精兵のスレイブ10巻の感想についてお伝え致します。
本巻では、“八雷神”の一人・空折との壮絶な戦いが中心に描かれ、街を舞台にした「横浜防衛戦」のスケール感やスピード感のある展開が高く評価されています。
中でも、美羅が分身能力を駆使して奮闘するシーンや、「市民を守りながら戦う」というヒーロー性のある構図が印象的で、多くの読者から「熱い」「かっこいい」と支持を集めています。
戦闘描写のテンポやキャラクターの見せ場も随所に配置されており、バトル漫画としての完成度が非常に高い巻です。サービスシーンは控えめで、純粋にアクションを楽しめる構成となっている点も好評を得ています。
一方で、一部の読者からは「ラスボス格の敵との対決にしては、決着そのものより準備や連携描写に重点が置かれているため、戦後の盛り上がりがやや弱い」との意見も見られます。
総合的には、魔都精兵のスレイブ10巻はシリーズの中でも戦闘パートの熱量が際立つ巻であり、テンポの良い展開とキャラクターの活躍を楽しみたい読者に特におすすめの一冊です。
魔都精兵のスレイブ10巻の評価
魔都精兵のスレイブ10巻について、以下の5つの観点で各項目10点満点で評価致します。
ストーリー:8点
本巻では、強敵「八雷神」の一人・空折との激闘を描いた「横浜防衛戦」が物語の中心を担い、スケールの大きさとスピード感のある展開が読者から高く評価されています。ただし、戦闘後の整理や次章への準備描写にも多くのページが割かれており、完全なクライマックスというよりは、“佳境に入りつつ次への布石を打つ”構成となっています。
キャラクター:8点
組長・美羅の奮闘をはじめ、ヒロインたちがそれぞれ個性を発揮する場面が多く、「アクションとキャラクターの両方を堪能できる」と評する声が目立ちます。一方で、キャラクターの内面描写や心情の掘り下げについてはテンポ重視の構成ゆえにやや駆け足な印象を受ける部分もあります。
作画・デザイン:9点
作画の緻密さやバトルシーンの構図、演出の迫力はいずれも高く評価されています。全編を通して戦闘が中心となる構成のため、読者に強い視覚的印象を残す内容です。また、サービスシーンが控えめである分、純粋なアクション描写に集中できる点が好意的に受け止められています。
表現力:7点
テンポの軽快さやバトル中心の構成、そしてキャラクターの見せ方の巧みさが際立ち、読者を惹きつける展開として高く評価されています。ただし、物語全体の転換点やテーマ性の表現という点では、次巻への橋渡し的な印象が残り、“つなぎの巻”と感じる読者もいるようです。
メッセージ性:6点
総合評価
38点/50点
魔都精兵のスレイブ10巻は、シリーズを追い続けてきた読者にとって待望の“大規模戦闘編”となっており、アクションの迫力とキャラクターの活躍がしっかり堪能できる内容です。バトル主体の構成を好む読者には特に満足度の高い一冊といえます。
一方で、物語のテーマ的深化や大きな転換という面では、次章へと繋がる“橋渡し的な巻”としての側面も持っています。

POP UP PARADE 魔都精兵のスレイブ 羽前京香 ノンスケール プラスチック製 塗装済み完成品フィギュア |
魔都精兵のスレイブ10巻の目次
魔都精兵のスレイブ10巻の目次についてお伝え致します。
第74話 スレイブと空折 … 005
第75話 組長の覚悟 … 025
第76話 神との激闘 … 047
第77話 八雷神の驚異 … 069
第78話 横浜決戦(前編) … 091
第79話 横浜決戦(後編) … 111
第80話 無窮の鎖・天 … 131
第81話 空折 … 153
描き下ろし漫画 スレイブハイスクール … 173
第2回キャラクター人気投票結果発表 … 182
魔都精兵のスレイブコミック10巻の商品内容
タイトル:魔都精兵のスレイブ10
出版社:集英社
発売日:2022年5月2日(月)
ページ数:192ページ
著者:タカヒロ
漫画:竹村 洋平(たけむら ようへい)
販売価格:
コミック(紙):528円(税込)
Amazonでのご購入はこちら>>
Kindle版(電子書籍):502円(税込)
Amazonでのご購入はこちら>>
まとめ

魔都精兵のスレイブ10巻の感想と評価、概要、登場人物、目次についてお伝えいたしました。
魔都精兵のスレイブ10巻は、シリーズを追い続けてきた読者にとって待望の“大規模戦闘編”となっており、アクションの迫力とキャラクターの活躍がしっかり堪能できる内容です。
バトル主体の構成を好む読者には特に満足度の高い一冊といえます。
一方で、物語のテーマ的深化や大きな転換という面では、次章へと繋がる“橋渡し的な巻”としての側面も持っています。
【関連記事】
・魔都精兵のスレイブコミック全巻セット(1~19巻)新品!あらすじと目次を徹底解説!!
・アニメ『魔都精兵のスレイブ』第1期の感想と評価!概要、登場人物、ストーリーも徹底解説!!





コメント