
ダンダダン13巻 (画像引用元:集英社ホームぺ-ジ)
ダンダダン13巻は、2024年1月4日(木)に発売されました。表紙は、オカルンと星子です。
この記事では、ダンダダン13巻の感想と評価!概要、登場人物、目次について徹底解説致します!!※この記事には、ネタバレを含みますのでご注意下さい。
ダンダダン13巻の概要
ダンダダン コミック 13巻の概要についてお伝え致します。
怪獣の着ぐるみを着たバモラは、遠い宇宙で繁栄していたシュメール人だった!? 故郷の星では、今地球を狙っている宇宙人達に襲われ、散っていく同胞達。バモラは母と慕うバンガ達と共に、惑星脱出を試みて…。一方、バモラの過去を知って立ち上がるモモ達だが、外宇宙の宇宙人達は強敵で…。
(引用元:集英社ホームページ)
ダンダダン13巻の登場人物
ダンダダン13巻の登場人物をご紹介致します。
綾瀬 桃(あやせ もも)
霊媒師の家系の女子高生で、宇宙人にさらわれた時に超能力に目覚める。ターボババアの一件でオカルンと一緒に行動するようになる。
オカルン(高倉健(たかくらけん))
怪奇現象オタクで、金の玉を集め終えてターボババアに力を返した。ついにモモに想いを伝えたが…。
星子(せいこ)
モモの祖母で霊媒師ドドリア三太として活躍中。かなりの実力者で面倒見がよく、モモたちを陰で支える。
ターボババア
全国各地で暴れ回っていた近代妖怪。オカルンから力を返してもらい、モモ達の前から姿を消した。
白鳥愛羅(しらとり あいら)
校内の人気美少女オカルンの金の玉とアクロバッティックさらさらの炎(オーラ)によって能力が覚醒した。
ジジ(円城寺 仁(えんじょうじじん))
モモの幼馴染。邪視が体の中にいる。邪視に頼らないようにするため、氣の特訓をしている。
坂田金太(さかた きんた)
下心でオカルンに近づいてきたクラスメイト。ナノスキンをロボットに変形させ自在に操る。
バモラ
金の玉らしきものを持ち、怪獣のスーツを着ていた美少女。遠い宇宙から来たシュメール人の生き残り。
シャコ星人
病気の息子のために地球で暮らす宇宙人。モモ達に助けられて以来、よくサポートしてくれる。
6郎(セルポ星人)
過去にモモを誘拐した宇宙人。「深淵の者」襲来時にはセルポ星人の中で一人生き残り、モモに協力した。
外宇宙の侵略者
過去にモモを誘拐した宇宙人。「深淵の者」襲来時にはセルポ星人の中で一人生き残り、モモに協力した。
ダンダダン13巻の感想
ダンダダン13巻の感想についてお伝え致します。
ダンダダン13巻では、異星人や幽霊、妖怪といった要素が複雑に絡み合い、“怪奇×青春”のバトルが一段と激化しています。
読者からは「ジャンルの壁を超えた混沌ぶりが圧巻」「宇宙人も妖怪も登場し、まるで創作の闇鍋」といった感想が寄せられています。
また、桃(モモ)の危機にバモラが身を挺して救う場面など、仲間との絆や犠牲を伴う展開は、心を揺さぶられます。
その一方で、「物語の方向性が掴みにくい」「ラスボス像が曖昧」といった声もあり、ストーリーの整理を求める読者も少なくありません。
全体としては、圧倒的な画力と突き抜けた設定が生み出すエネルギーに引き込まれる一方で、物語の混沌さゆえの賛否が共存する巻となっています。
ダンダダン13巻の評価
ダンダダン13巻について、以下の5つの観点で各項目10点満点で評価致します。
ストーリー:8点
異星人や妖怪、幽霊といった多種多様な要素が交錯し、混沌としながらも勢いと熱量に満ちた展開が魅力です。バトルシーンの迫力と登場人物たちの絆が物語の推進力となり、読者を引き込みます。ただし、展開のスピード感に比べて全体の目的や方向性がやや掴みにくく、物語の軸が少し散漫に感じられる部分も見受けられます。
キャラクター:9点
モモとオカルンを中心に、仲間同士の絆がより強く描かれており、関係性の深化が物語の核となっています。中でもバモラが身を挺してモモを救おうとする場面は印象的で、自己犠牲を通して仲間への想いが鮮烈に伝わります。登場人物それぞれの感情や覚悟が丁寧に描かれており、その生き様がドラマとしてしっかりと読者の心に響く巻です。キャラクターたちの人間的な魅力と関係性の厚みが、物語に確かな深みを与えています。
作画・デザイン:10点
圧巻の作画技術とダイナミックな構図が印象的で、アクションシーンの迫力は言うまでもなく、怪異のデザインや演出面でも群を抜いています。細部まで描き込まれた線の緻密さと、そこに宿る動きの勢いが見事に融合しており、ページをめくるたびに躍動感が伝わります。シリーズの中でも特に視覚的な完成度が高く、読者を一瞬で作品世界に引き込む圧倒的な描写力が光る巻です。
表現力:9点
激しいバトルの熱量と静かな情感表現の切り替えが見事で、緊迫感と感情の起伏が生き生きと描かれています。混沌とした展開の中にも明確なリズムと構成美が感じられ、描写の緩急によって読者を惹きつける力があります。混乱の中に秩序を見せる構成の巧みさは際立っており、作者の演出力と表現感覚の高さが際立つ内容です。
メッセージ性:7点
友情や絆、そして自己犠牲といったテーマが物語全体を貫き、強く心に残ります。一方で、エンターテインメントとしての勢いが前面に出ているため、メッセージ性そのものはやや控えめな印象です。しかしながら、「仲間を守る」という普遍的で力強い意志が随所に感じられ、そのシンプルなテーマが読後に深い余韻を残します。
総合評価
43点/50点
ダンダダン13巻は、『ダンダダン』が持つ混沌とスピード感を極限まで高めた一冊です。圧巻のビジュアルと緊迫感に満ちたドラマが融合し、読む者を一気に物語の渦へと引き込みます。
作画の迫力、構成の巧みさ、キャラクターの感情の爆発が三位一体となり、シリーズの中でも際立った印象を残す巻です。
エネルギーにあふれた展開と圧倒的な描写力により、本作の魅力を再確認させる強烈な一冊となっています。

ダンダダン13巻の目次
第103話 バモラ3 … 9
第104話 バモラ4 … 29
第105話 バンガ … 51
第106話 バモラの理由 … 75
第107話 タコ焼き決定じゃんよ … 97
第108話 蹴っ飛ばしてやるわい … 117
第109話 シャコの計算 … 141
第110話 やばい力 … 161
第111話 集まってきちゃった … 183
ダンダダン13巻の商品内容
タイトル:ダンダダン13
出版社:集英社
発売日:2024年1月4日(木)
ページ数:210ページ
著者:龍 幸伸(たつ ゆきのぶ)
販売価格:
コミック(紙):572円(税込)
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Kindle版(電子書籍):543円(税込)
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まとめ

ダンダダン13巻の感想と評価!概要、登場人物、目次についてお伝えおいたしました。
ダンダダン13巻は、異星人や幽霊、妖怪といった多彩な存在が次々に現れ、ジャンルの枠を超えた混沌とした展開が強い吸引力を放ちます。
登場人物同士の絆や犠牲を伴う行動も丁寧に描かれ、特にモモとバモラの感情がぶつかり合うドラマには「心を動かされた」との声が多く寄せられています。
さらに、圧倒的な作画力と迫力あるアクション描写が相まって、視覚的にも圧倒される構成です。
壮絶なバトルと青春の熱量が融合した本巻は、『ダンダダン』の魅力を凝縮した一冊として強くおすすめできる内容となっています。
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