
ダンダダン12巻 (画像引用元:集英社ホームぺ-ジ)
ダンダダン12巻は、2023年12月4日(月)に発売されました。表紙は、オカルンと星子です。
この記事では、ダンダダン12巻の感想と評価!概要、登場人物、目次について徹底解説致します!!※この記事には、ネタバレを含みますのでご注意下さい。
ダンダダン12巻の概要
ダンダダン コミック 12巻の概要についてお伝え致します。
気付けば幽体で北海道の星子のもとに来たオカルン。宇宙人の侵略の危機を伝え、ターボババアに戦いの秘訣と、体に戻る方法を教えてもらい、一路自分の体へ…。一方、モモ達は宇宙人の再襲撃に備え、連係の特訓を重ねる。そして、襲来の予測日に街へ戻ると、既に宇宙人の侵攻が…!! みんなが戦う中、モモは敵の本体が来るのを阻止するために、セルポ星人とゲートへ向かうが!?
(引用元:集英社ホームページ)
ダンダダン12巻の登場人物
ダンダダン12巻の登場人物をご紹介致します。
綾瀬 桃(あやせ もも)
霊媒師の家系の女子高生で、宇宙人にさらわれた時に超能力に目覚める。ターボババアの一件でオカルンと一緒に行動するようになる。
オカルン(高倉健(たかくらけん))
怪奇現象オタクで、金の玉を集め終えてターボババアに力を返した。ついにモモに想いを伝えたが…。
星子(せいこ)
モモの祖母で霊媒師ドドリア三太として活躍中。かなりの実力者で面倒見がよく、モモたちを陰で支える。
ターボババア
全国各地で暴れ回っていた近代妖怪。オカルンから力を返してもらい、モモ達の前から姿を消した。
白鳥愛羅(しらとり あいら)
校内の人気美少女オカルンの金の玉とアクロバッティックさらさらの炎(オーラ)によって能力が覚醒した。
ジジ(円城寺 仁(えんじょうじじん))
モモの幼馴染。邪視が体の中にいる。邪視に頼らないようにするため、氣の特訓をしている。
シャコ星人
病気の息子のために地球で暮らす宇宙人。モモ達に助けられて以来、よくサポートしてくれる。
セルポ星人
過去にモモを誘拐した宇宙人。モモ達の持っている力を研究して、自分のものにしようと企む。
バモラ
金の玉らしきものを持ち、怪獣のスーツを着ていた美少女。遠い宇宙から来たシュメール人の生き残り。
ダンダダン12巻の感想
ダンダダン12巻の感想についてお伝え致します。
ダンダダン12巻では、幽体となったオカルンが北海道の星子のもとへたどり着き、侵略宇宙人の再来を知らされます。彼は肉体を取り戻すために修行を積み、同時にモモたちは迫る脅威に備えて仲間との連携を強化していきます。
予測された日に街へ戻ると、すでに侵攻が始まっており、モモはセルポ星人とともに本体迎撃へと向かうという緊迫した展開が描かれています。
読んでいて感じたのは、アクションの迫力がとにかくすごいということです。構図やカメラワークのセンスが抜群で、戦闘シーンのスピード感と臨場感が圧倒的でした。
モモとオカルンの関係性もさらに深まり、青春のような温かいやり取りに思わず微笑んでしまいます。バモラの過去を思わせる描写も加わり、キャラクターの奥行きがぐっと広がっていました。
一方で、登場人物や設定が増えたぶん少し情報量が多く、理解するのに集中力を要する場面もあります。それでも、アクション・ラブコメ・オカルトSFの要素が絶妙に融合していて、作品全体の勢いをさらに加速させた一冊だと思います。
ダンダダン12巻の評価
ダンダダン12巻について、以下の5つの観点で各項目10点満点で評価致します。
ストーリー:9点
本巻はテンポの良さが際立っており、オカルンの幽体離脱から修行、そしてモモたちによる防衛戦まで、複数の視点が軽快に切り替わって進行します。
侵略宇宙人との再戦を軸に、物語のスケールが一気に拡張し、緊迫感とスピード感に満ちた展開が読者を引き込みます。特に戦闘シーンの畳みかけるような演出が印象的で、息をつく間もなくストーリーが加速していく印象です。
一方で、情報量が増えたことで展開がやや急ぎ足になっており、初めて読む読者には少し把握が難しい部分もあります。それでも、物語全体の熱量と勢いが途切れることなく続くため、シリーズを追っているファンにとっては満足度の高い仕上がりとなっています。
キャラクター:9点
作画・デザイン:10点
表現力:8点
メッセージ性:9点
総合評価
45点/50点





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