
ダンダダン17巻 (画像引用元:集英社ホームぺ-ジ)
ダンダダン17巻が2024年11月1日(金)に発売されました。表紙は、頭間雲児と佐脇凛です。
この記事では、ダンダダン17巻の感想と評価!概要、登場人物、目次について徹底解説致します!!※この記事には、ネタバレを含みますのでご注意下さい。
ダンダダン17巻のあらすじ
ダンダダン コミック 17巻のあらすじについてお伝え致します。
呪われた、箱庭の様な小箱の中で、金の玉を持っていった人物・ズマと会ったモモ。ゲームのように展開する小箱の中、お菓子のアスレチックフィールドで、ズマが落とした金の玉を巡り、モモ達は超巨大コックに妨害されつつ、カエルと争奪戦を繰り広げる! ズマと共闘し金の玉を取り戻せるか!? 一方、外の世界では、オカルンとズマの仲間が、ズマ&モモの救出について激突! 果たして二人を小箱の中から救い出せるか!?
(引用元:集英社ホームページ)
ダンダダン17巻の登場人物
ダンダダン17巻の登場人物をご紹介致します。
綾瀬 桃(あやせ もも)
霊媒師の家系の女子高生で、宇宙人にさらわれた時に超能力に目覚める。ターボババアの一件でオカルンと一緒に行動するようになる。
オカルン(高倉健(たかくらけん))
怪奇現象オタクで、金の玉を集め終えてターボババアに力を返した。ついにモモに想いを伝えたが…。
星子(せいこ)
モモの祖母で霊媒師ドドリア三太として活躍中。かなりの実力者で面倒見がよく、モモたちを陰で支える。
ターボババア
全国各地で暴れ回っていた近代妖怪。オカルンから力を返してもらい、モモ達の前から姿を消した。
白鳥愛羅(しらとり あいら)
校内の人気美少女オカルンの金の玉とアクロバッティックさらさらの炎(オーラ)によって能力が覚醒した。
ジジ(円城寺 仁(えんじょうじじん))
モモの幼馴染。邪視が体の中にいる。邪視に頼らないようにするため、氣の特訓をしている。
坂田金太(さかた きんた)
下心でオカルンに近づいてきたクラスメイト。ナノスキンをロボットに変形させ自在に操る。
バモラ
金の玉らしきものを持ち、怪獣のスーツを着ていた美少女。遠い宇宙から来たシュメール人の生き残り。
頭間雲児(ずま うんじ)
交番から金の玉を受け取った人物。仲間の身代わりでジオラマの小箱に入り、今はモモとゲーム攻略中。
6郎(セルポ星人)
過去にモモを誘拐した宇宙人。「深淵の者」襲来時にはセルポ星人の中で一人生き残り、モモに協力した。
ダンダダン17巻の感想
ダンダダン17巻の感想についてお伝え致します。
ダンダダン17巻では、ズマとモモが“箱庭ゲーム”のような舞台に閉じ込められ、金の玉を巡って共闘と駆け引きが繰り広げられる様子が描かれています。その一方で、外の世界ではオカルンが救出に向けて動きを見せ、物語全体に厚みを与えています。
ズマ編のクライマックスを予感させる高い熱量に加え、意表を突く設定や展開が散りばめられており、ダンダダン17巻は、次巻への期待感を強く抱かせる一冊となっています。
ダンダダン17巻の評価
ダンダダン17巻について、以下の5つの観点で各項目10点満点で評価致します。
ストーリー:9点
今巻では、“箱庭ゲーム”のような閉ざされた状況の中で、主人公たちが新たな怪異との戦いに挑む展開が描かれ、物語が一気に加速します。緊張感とスピード感に満ちた構成が魅力ですが、その一方で、設定やシーンの切り替えが多く、「情報量が多く整理しづらい」「展開がやや急ぎ気味」と感じる読者いるようです。
キャラクター:9点
主人公のモモとオカルンに加え、周囲の仲間たちもそれぞれにドラマを持って描かれており、群像的な面白さが際立っています。特に、オカルンの覚醒シーンやモモの成長が印象的で、高く評価できます。一方で、登場キャラクターが増えたことで「もう少し個々の背景を深く描いてほしい」の声もありますが、全体としてキャラ描写の魅力が強く感じられる巻となっています。
作画・デザイン:9点
背景や構図、演出のすべてが高い完成度でまとまっており、「圧倒的な画力」「構図のセンスが抜群」は、高く評価できます。さらに、怪異の造形やバトルシーンのデザインにも迫力があり、独自性と躍動感にあふれたビジュアルが作品全体の魅力を大きく引き上げています。
表現力:9点
ページをめくるリズムや場面転換の巧みさ、コマ割りのダイナミズムなどが際立ち、スピード感が心地よく、テンポが良い点は、高く評価できます。一方で、物語の密度が増した分、静かな心情描写や余韻を感じさせる場面が少し薄まっていると指摘する読者もおり、演出の勢いと繊細さのバランスに課題を残す印象です。
メッセージ性:8点
友情や仲間との絆、そして怪異との対峙といった王道のテーマがしっかりと描かれており、物語としての“芯”を感じさせます。ただし、社会的・哲学的な視点からの掘り下げはやや浅く、物語の厚みという点では控えめな印象となっています。
総合評価
44点/50点
ダンダダン17巻は、シリーズの核となる“怪異×バトル×コメディ”の魅力をしっかりと継承しながら、作画・演出・キャラクター描写のいずれもがさらに洗練された一冊です。テンポの良い展開や演出の巧みさによって読者を一気に引き込み、エンタメ作品としての完成度は非常に高い水準にあります。一方で、設定の広がりや展開の速さにより「やや情報量が多い」「テーマがもう少し深掘りできそう」と感じる場面もあり、今後の展開でそれらの要素がどのように整理・深化されるかが注目されます。

ダンダダン17巻の目次
第139話 ケーキ食わせろや・・・9
第140話 能力の使い方・・・29
第141話 お菓子食いすぎじゃんよ・・・49
第142話 甘いものはもういいぜ・・・69
第143話 休憩しようぜ・・・89
第144話 冒険しようぜ・・・109
第145話 攻城戦開幕・・・129
第146話 攻城戦は難しい・・・149
第147話 大乱闘じゃんよ・・・169
ダンダダン17巻の商品内容
タイトル:ダンダダン17
出版社:集英社
発売日:2024年11月1日(金)
ページ数:194ページ
著者:龍 幸伸(たつ ゆきのぶ)
販売価格:
コミック(紙):616円(税込)
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Kindle版(電子書籍):585円(税込)
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まとめ

ダンダダンコミック17巻の感想と評価!概要、登場人物、目次についてお伝えおいたしました。
ダンダダン17巻では、“箱庭ゲーム”のような閉鎖的な舞台を舞台に、登場人物たちが謎に満ちた敵と激突し、物語が一気に加速していきます。
主人公モモとズマの共闘や、オカルンの覚醒、モモの成長など、キャラクターの熱いドラマが展開され、「感動した」「胸が熱くなった」といった声が多く寄せられています。
さらに、作画面でも迫力のあるバトルと緻密なデザインが高く評価され、「最後まで一気に読める」「画力が圧倒的」と絶賛されています。
一方で、「展開がやや急」「情報量が多い」との意見もありますが、勢いと熱量に満ちた展開が楽しめる、シリーズ中でも特に印象的な巻です。
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