魔都精兵のスレイブ16巻の感想と評価！概要、登場人物、目次について徹底解説！！

魔都精兵のスレイブ16（画像引用元：集英社ホームぺ－ジ）

魔都精兵のスレイブコミック16巻は、2024年7月4日(土)に発売されました。表紙は、三番組組長月夜野ベル（つきよのべる）です。

この記事では、魔都精兵のスレイブ16巻の感想と評価、概要、登場人物、目次について解説致します。※この記事には、ネタバレを含んでいますので、ご注意下さい。

魔都精兵のスレイブ16巻の概要

魔都精兵のスレイブコミック16巻の概要についてお伝え致します。

桃源郷での八雷神戦、決着!! 封印されていた三番組組長ベルも解放され魔防隊は総力戦で勝利を手にした。そして討ち取った二柱の神は、優希の精神世界に顕現することに──。
しかし、死闘の反動かワルワラの能力に不調があらわれる。さらに総組長山城恋は天花の動きに目をつけており…?
(引用元：集英社ホームページ）

魔都精兵のスレイブ16巻の登場人物

魔都精兵のスレイブ16巻の登場人物を紹介いたします。

七番組

和倉優希（わくらゆうき）

高校3年生の時に魔都に迷い込み、醜鬼に襲われていたところを京香に助けられ、奴隷兼魔防隊の管理人に、家事全般が得意。

羽前京香（うぜんきょうか）

魔防隊七番組組長。醜鬼に故郷を滅ぼされた過去を持ち、醜鬼の殲滅を目標に掲げる。能力『無窮の鎖（スレイブ）』で優希を使役する。

東日万凛（あずまひまり） 七番組副組長。『青雲の志（ラーニング）』で京香の能力を使い、優希を奴隷に。「東の晩餐」を経て東家との確執を乗り越えた。

大川村寧（おおかわむらねい）

組の最年少で11歳。先に入隊した上司として優希を気にかける。千里眼の能力『きっと見つける（プロミス）』を持つ。

駿河朱々（するがしゅしゅ） 身体の大きさを変化させる『玉体革命（パラダイムシフト）』で醜鬼を圧倒。当初は単なる好奇心だったが、今は、優希に好意を抱く。 十番組 山城恋（やましろれん） 十番組組長であり総組長として魔防隊を統べる。その能力を知るのは本人のみ。

三番組 月夜野ベル（つきよのベル） 三番組組長。総組長によく叱られてるが、それは心から気に入られているから。

八番組 ワルワラ・ピリペンコ 八番組組長。無口でクールな性格。京香を崇拝している。 八雷神 伏摩（ふくま） 空折（くうせつ）

雷煉（らいれん）

魔都精兵のスレイブ16巻の評価

魔都精兵のスレイブ16巻について、以下の5つの観点で各項目10点満点で評価致します。

ストーリー：7点

前巻で描かれた八雷神との激闘が終結し、物語としてひとつの節目を迎える巻となっています。その一方で、戦闘描写の割合はやや控えめで、キャラクターの日常や“ご褒美”要素に焦点が移り、全体的にテンポが落ち着いた印象を与えます。

キャラクター：8点

戦いを終えた後の余韻が丁寧に描かれ、隊員同士の交流や訓練シーンにも見応えがあります。中でもヒロインたちの“ご褒美”シーンが豊富に盛り込まれており、キャラクターそれぞれの魅力が一層際立っています。

作画・デザイン：9点

戦闘シーンの迫力やヒロインたちの描写、さらにはサービス要素に至るまで、ビジュアル面の完成度が非常に高く評価されています。読者からも「戦いの熱量が伝わる」「ヒロインの魅せ方が秀逸」といった感想が多く寄せられています。

表現力：8点

激しい戦闘よりも、場面の余韻やキャラクターの感情の揺れ、鍛錬など“静”の時間を丁寧に描いた表現が印象的です。一方で、「アクション要素が少なく、もう少しバトルが見たかった」という意見も見受けられます。

メッセージ性：6点

本巻は、物語が“戦いの勝利を経て次の展開へ進む”過渡期にあたる内容です。思想的なテーマよりも、キャラクターの魅力やサービス要素に焦点を当てた構成となっており、エンタメ性の高い仕上がりが特徴です。

総合評価

38点／50点

魔都精兵のスレイブ16巻は、「戦いの決着」「キャラクターの魅力向上」「作画の完成度向上」といった要素が際立ち、シリーズファンにとって満足度の高い内容となっています。その一方で、物語を次の段階へと進めるための“橋渡し的な巻”という印象もあり、今後の展開への期待を高める構成となっています。

魔都精兵のスレイブ16巻の目次

魔都精兵のスレイブ16巻の目次についてお伝え致します。

第125話ベルのご褒美・・・005
第126話神々の家・・・015
第127話桃源郷後日談・・・037
第128話無限の力・・・059
第129話ワルワラのスレイブ・・・081
第130話告白・・・103
第131話想いゆえに・・・125
第132話意外な懸念・・・147
第133話白旗・・・169
書き下ろし漫画ベル＆ワルワラその後・・・191